2010年12月の食材
2010年12月の食材【ほうれん草】

ほうれん草は、「菠薐草」と書きますが、中国語でペルシア(イラン)を意味します。
原産地はイランで古くから栽培されていましたが、その後中国に渡りヨーロッパと中国で独自に改良され、西洋種と東洋種の二種に別れました。日本には東洋種が16世紀後半に渡来し、西洋種は19世紀後半以降に導入されました。東洋種は寒さに強く、葉に切れ込みがあり葉先がとがっている。根の部分がピンク色でアクが少なく甘みがあり、湯がいておひたしにすると美味しい。西洋種は、暑さに強く春から夏頃に栽培され、収穫量が多い。葉は大きく根は緑色。アクが強いので炒め物が適しています。
近年では、東洋種の味を残し、収穫量の多い一代雑種が主流になっています。青菜の中でも最もなじみが深く、栄養価の高い野菜です。
≪主産地≫
日本で比較的生産量が多いのは千葉県・埼玉県などですが、当市場では徳島県産の入荷が多いです。
≪旬≫
ほうれん草は一年中入荷がありますが、本来の旬は11月から1月ごろ。
寒い季節になると甘みが増し味が良くなります。霜が降りる頃のほうれん草は特に美味しいです。
≪栄養価≫
ビタミンA,B1、B2、C、鉄分などのビタミンが豊富に含まれています。
(注意)ほうれん草のアクは、カルシウムと結合し、腎臓などに結石ができる原因となる蓚酸(しゅうさん)が含まれています。少量の塩を加えお湯で湯がき、サッと水洗いすると蓚酸は溶け出し、取り除くことができます。
≪選び方≫
根の部分の赤みが鮮やかで葉先がピンと張り、葉の緑色が濃く柔らかいものを選びましょう。
≪保存方法≫
ほうれん草は葉の表面から水分が蒸発し鮮度が落ちるので、濡れた新聞紙で包みポリ袋に入れ、根の部分を下にして冷蔵庫で保存します。
冷凍保存する場合は、軽く茹で水気を取り除き、ラップに包んで冷凍します。

















