2011年2月の食材
2011年2月の食材【デコポン】
「デコポン」は、清見(きよみ)にポンカンを高配してつくった新品種で、果皮がむきやすく、食味がきわめて良いことから、温暖な気候をもつ各地で生産されています。
1,997年に不知火(しらぬひ)から登録商標である「デコポン」に全国統一されたが、不知火のうち一定の糖酸基準をクリアしたものだけがその名を使用することができる。
≪主産地≫
寒さに弱いため、熊本県を初めとした九州産が特に多く、愛媛県・広島県でも栽培されています。
≪栄養価≫
柑橘は生活習慣病予防の万能薬と呼ばれており、豊富に含まれているビタミンCやクエン酸は、日常不足がちな鉄やカルシウムを吸収すると知られています。果実1個分でビタミンCの1日の栄養所要量(100mg)を賄えます。
≪選び方≫
美味しいデコポンは果皮にツヤがあり、皮が厚いのでほんの少し弾力がありズッシリと重い果実が良いでしょう。果実の外見上の凸が特徴ですが、凸の有る無しは味や品質には関係はないです。
≪保存方法≫
デコポンは貯蔵性があるので、冷蔵庫に入れる必要はなく、温度が高くならず、蒸れないように注意することが肝要です。
≪出荷時期≫
加温ハウス物が12月から翌年1月、雨除け栽培が3月中旬から4月末まで出荷されます。