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平成28年度 第2回 尼崎市公設地方卸売市場運営委員会 開催概要

1.市場の現状について

 事務局より、全国及び兵庫県下における卸売市場の状況のほか、尼崎市場の取扱高等の状況、水産物部仲卸業者の公募に関する取組状況について説明した。

 その後委員から、施設の老朽化により新規事業者が参入し辛い状況になっていること、新規の入場には既存の仲卸業者の協力が必要であること、少子高齢化や食品業界の変化により仲卸業者として参入しても一昔前と違い販売先の確保が難しくなってきていることなどの課題等について意見があり、また、青果部及び水産物部の取扱状況等については非常に厳しい状況が続いている等の補足説明があった。

2.市場活性化への取り組みについて

 事務局より、新たに予算計上する集荷・販売対策支援金に関する概要のほか、平成29年度の予算について説明した。

 その後委員から、大型量販店等の出店が相次ぎ、市内の農家、小売店や飲食店等が厳しい状況にある中、市場の役割にのみ着目するのではなく、生産から流通、消費までの流れを考えた活性化対策が必要であるとの意見等があった。

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