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市況情報

野菜・果実の市況:平成22年4月 市況情報

野菜

(入荷動向)4月の主要品目(トマト・キャベツ・きゅうり)は、3月以降、気温が低かったことに加え、雨・曇天候による影響で、入荷は前年に比べ89%(入荷量1,666t)と1割強の減少となった。品目別には、大根・白菜・青ねぎ・トマト・しめじ・なんきんなどは前年を上回った。また、キャベツ・たけのこ・ほうれん草・白ねぎ・にら・ブロッコリー・レタス・きゅうり・なす・ピーマン・生しいたけ・えのき茸・洋にんじん・じゃがいも・長いもなどは前年を下回った。なお、玉ねぎは前年並みで推移した。
(価格動向)総体的には、天候不順による作物の生育不順のため、入荷は前年に比べ1割程度の減少となったが、価格は前年に比べ121%(kg当り256円)と近年にない高値販売となった。品目別には、たけのこ・白菜は前年を下回ったが、それ以外の品目はすべて前年を上回った。従って、売上高は前年に比べ107%と好調な販売で終了した。

果実

(入荷及び産地動向)4月期は中旬以降の冷え込み、遅霜などにより入荷は大きな影響を受けた。主力となるいちごは、前年に比べ83%(入荷量77t)と大きく落ち込み、スイカも冷え込みによる消費の悪さから前年に比べ80%(入荷量18t)と入荷制限をせざるを得なかった。りんごも産地在庫が少ない事から入荷が前年を下回り、キーウィ・アールスメロンも前年を下回った。そのような状況の中、中晩柑類がこれまでの相場が安値だった影響から貯蔵品が増加し、入荷が前年を大きく上回った。輸入品は、バナナ・キーウィが前年を大きく上回り、柑橘類は前年並みだった。
(価格及び消費動向)野菜の高値により果実の消費の悪さが心配されたが、果実全体の入荷が少ない事と気温が低かった事を背景にいちご・りんご・の引き合いは強く、それどれの単価は1割以上高値だった。ただ、スイカに関しては気温が低い上に小玉傾向という事もあり、前年単価を1割程度下回る低調な販売となった。柑橘は安かったものの入荷増を考えれば堅調だった。輸入品はバナナ・キーウィの入荷が増える中、単価も前年を上回り、柑橘類も前年並みと健闘した。そのような状況の中、総体的には入荷量425tで前年と比べ101%、単価はkg当たり292円で前年と比べ95%、売上高は前年と比べ96%で販売を終了した。

主要品目の市況

トマト

主力2県の他に兵庫県産の近郷物と高知県産の完熟系トマトの販売であった。入荷は前年に比べ104%(入荷量32t)と若干の増加であったが、価格は他の野菜の高値傾向から前年に比べ107%(kg当り402円)と好調な販売で終了した。

キャベツ

主力3県の他に茨城・福岡・鹿児島県産の販売であった。
気温が低温で推移したため、入荷は前年に比べ77%(入荷量189t)と大幅な減少となったが、価格は前年に比べ125%(kg当り169円)と高値で販売を終了した。

きゅうり

主力3県の他に宮崎・奈良県産の販売であった。雨と曇天の影響で入荷は前年に比べ71%(入荷量103t)と3割強の減少となったが、価格は前年に比べ155%(kg当り310円)と近年にない高値で販売を終了した。

いちご

4月前半は順調な出荷で単価も平年並みであったが、中旬以降の冷え込みにより数量は激減した。入荷量は大きく落ち込んだが、単価は前年を大きく上回った。

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