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市況情報

野菜・果実の市況:平成22年7月 市況情報

野菜

(入荷動向) 夏秋野菜の本格的な出回り時期となったが、7月の主要品目(キャベツ・トマト・きゅうり)は、梅雨明けが昨年より早く、下旬から高値傾向で推移したが、入荷は前年に比べ99%(入荷量1,579t)とほぼ前年並みで推移した。品目別には、大根・キャベツ・白ねぎ・きゅうり・枝豆・生しい茸・えのき茸・洋にんじんは前年を上回った。また、ほうれん草・青ねぎ・にら・レタス・なす・トマト・ピーマン・なんきん・さつま芋・じゃが芋・長芋は前年を下回った。
(価格動向)入荷は前年並みであったが、価格は前年同期に比べ111%(kg当り215円)と高値で推移した。品目別には、大根・キャベツ・ほうれん草・青ねぎ・にら・レタス・なす・トマト・ピーマン・枝豆・洋にんじん・さつま芋・長芋・えのき茸は前年を上回った。また、じゃが芋・玉ねぎ・生しい茸は前年を下回った。なお、白ねぎはほぼ前年並みで推移した。
従って、売上高は前年に比べ111%と好調な販売で終了した。

果実

(入荷及び産地状況)果実の不作傾向は依然続いており、7月期の主力である桃の入荷は前年に比べ58%、スイカは前年に比べ71%、ぶどう類は前年に比べ63%とそれぞれ前年より大きく落ち込んだ。ハウスみかんは前年並みで、りんごは産地在庫が少ない状況の中、入荷は前年に比べ93%と健闘した。アールスメロンは前年に比べ98%であったが、その他メロンは、東北産地の遅れから入荷数量は半減した。しかし、さくらんぼだけは10日以上入荷が遅れた事から7月に大きくずれ込み、入荷は前年に比べ669%の8tと7月期としては、かつてない販売量となった。輸入品は、バナナの入荷が前年に比べ128%と健闘したが、柑橘類は半分以下となった。キーウィは前年並みに推移した。
(価格及び消費動向)入荷量が少ない現状から単価は高値傾向で推移した。桃・スイカは2割高、ぶどう類はデラウェアの4割高を筆頭に、1~2割高であった。しかし、スイカは前年の梅雨明けが遅く、腐敗果が多発したため、価格が低迷しており、額面通りには受け取れない状況である。ハウスみかんは前年並み、りんごは1割高、アールスメロンは贈答需要もあり前年並みであったが、その他メロンは気温が高すぎたため売りが悪く、単価も前年を下回った。さくらんぼは入荷数量の増加と品質も良くなかったことから単価は前年に比べ75%と低迷した。輸入品はバナナとキーウィが前年の単価を下回り、大きく数量を落とした柑橘も若干高値にとどまった。暑すぎる天候が嗜好を分けたと思われる。
この様な状況の中、入荷量は前年に比べ72%(566t)、価格は前年に比べ118%(kg当り252円)、売上高は前年に比べ86%で終了した。

主要品目の市況

キャベツ

主力3県の他に岡山・兵庫県産の販売であった。出遅れ物の入荷が多かった。入荷は前年に比べ137%(入荷量234t)と大幅増にもかかわらず、価格的には前年に比べ119%(kg当り86円)と順調な販売で終了した。

トマト

主力3県の他に関東物の茨城県産、そして和歌山・高知県産の販売であった。入荷は前年に比べ98%(入荷量89t)と若干減であったが、気温が高めだったため、消費も順調で、価格的には111%(kg単価213円)とまずまずの販売で終了した。

きゅうり

主力3県の他に山形・茨城県産の販売であった。入荷は前年に比べ115%(入荷量135t)と増量だったが、価格的には前年に比べ102%(kg当り178円)と前年の高値に続き好調な販売で終了した。

スイカ

全体的には、入荷減の中高値で販売されたが、海の日前後の大雨による影響で腐敗果が多発した産地もあり、品質の格差が大きかった。入荷は前年に比べ71%(入荷量235t)、価格は前年に比べ127%(kg単価146円)で終了した。

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