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市況情報

野菜・果実の市況:平成23年 12月  市況情報

野菜

(入荷動向) 12月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、9月の台風の影響と10月から11月にかけて好天に恵まれ、不作型と豊作型の二極化の作況となった。数量的には、昨年同期に比べ103%(入荷量1,929t)と前年を上回った。品目別には、洋にんじん・白菜・キャベツ・白ねぎ・じゃが芋・玉ねぎが前年を上回った。また、ごぼう・れんこん・ほうれん草・青ねぎ・にら・ブロッコリー・レタス・きゅうり・ナス・トマト・ピーマン・さつま芋・えのき茸は前年を下回った。特に、果菜類は定植時に台風の影響を受け根の張りが悪く、本年度産は生育不良だった。
(価格動向) 不作型と豊作型の二極化の単価は前年に比べ98%(kg当り190円)だった。品目別には、洋にんじん・キャベツ・白ねぎ・じゃが芋・玉ねぎが前年を下回った。また、大根・ごぼう・れんこん・白菜・キャベツ・青ねぎ・にら・ブロッコリー・レタス・きゅうり・トマト・ピーマン・さつま芋・菌茸類は前年より高値となった。
従って、売上高は前年に比べ102%と前年を上回る販売で終了した。

果実

(入荷及び産地状況)みかんは表年であったが、後半入荷が増えず前年の147%にあたる257tだった。りんごは全国的に不作だったものの12月の需要を見込んで出荷があり、また青森県産以外は年内に終了するため、出荷量は一時的に増加した。いちごは、11月に前進出荷されたため入荷が2~3割減少し、アールスメロンは前年並みだった。柿はあま柿が前年並みだったが、しぶ柿が大きく増加した。干柿は震災の影響で東北産地が加工できない中、富山県産を中心に入荷がありほぼ前年並みを確保した。輸入品はバナナが今月も2~3割の減、柑橘類は昨年並みだった。
(価格及び消費状況)12月になっても後半は厳しい販売となり、中下旬に高騰したみかんやいちごの単価は昨年に比べみかんが70%、いちごは86%と伸び悩んだ。りんごは贈答需要もあり前年の2~3割高と終始堅調な販売だった。震災の影響から消費者の「食の安全」への意識が高まり産地によっては価格差も見られた。しぶ柿は、干柿を自分で作ることから需要が伸びたと思われる。輸入品はバナナが入荷減のため今月も3割以上高値で、柑橘類はレモンの安値を除けばほぼ前年並みだった。
このような状況の中、総体入荷量は578tで前年に比べ113%、売上高は前年に比べ94%、kg単価は304円で前年に比べ84%で終了した。

主要品目の市況

大 根

主力3県(兵庫県・徳島県・鹿児島県)の他に岡山・熊本県産の販売だった。入荷は前年に比べ86%(入荷量224t)と前年を下回った。価格は前年が安値だったことから本年は平年並みの価格で前年に比べ130%(kg当り60円)の販売だった。

白 菜

主力3県(茨城県・岡山県・熊本県)の他に福岡・鹿児島県産の販売だった。入荷は前年に比べ159%(入荷量265t)と増加した。価格は前年に比べ100%(kg当り50円)と昨年並みの価格で販売を終了した。

キャベツ

主力3県(愛知県・兵庫県・熊本県)の他に、茨城・岡山・徳島・鹿児島県産の販売だった。入荷は前年に比べ153%(入荷量172t)と前年を上回る販売となった。価格は前年に比べ81%(kg当り67円)で前年より安値で終了した。

みかん

和歌山県・愛媛県産の販売だった。本年産のみかんは表年であったものの、品種が晩生種に変わり数量が減少した。その影響で入荷が伸び悩み、年末には正月需要もあり引き合いが強まった。ただし、月前半の不振もあり最終的な単価は161円で前年に比べ70%で販売を終了した。

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