鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成24年 9月 市況情報
太物関係は、生キハダが少なく浜値高で推移した。
青物関係は、旬のサンマが型的に例年に比べると小型中心だが、販売は順調だった。
赤物関係は、タイがそこそこ動きがあったがレンコダイが例年になく売れ行きが悪く安値続きだった。
冷凍魚全般に荷動きが悪かった。要因として、8月の需要期での販売分の荷余り感が強いためだった。
相場は、ほぼ横ばいで推移した。
魚卵は、高値で推移し年末までこの状況は変わらないと思われる。
鮭は、アメリカ原産の新物が少ないため、ロシア産が主体となる。
相場は安値横ばい状態だった。
主要品目の市況
マグロ |
生キハダは、台湾・パラオ産中心の入荷だったが、入荷が少なくメバチの方が多かった。 |
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ア ジ |
丸アジは、播州方面主体の水揚げで、型的には200g中心の入荷だった。価格は安定し平均相場で推移した。 |
スルメイカ |
青森・北海道主体の入荷で、型は20杯入り中心の水揚げだった。 |
サ バ |
青森・北海道主体の入荷で、型的には800~500gと幅広く入荷し、時期的に身質も良くなり入荷も増えた。価格は安定し平均相場で推移した。 |
冷 凍 サ バ |
ノルウエーサバの国内在庫は、非常に少なく相場は強含みで推移した。国内サバの入荷は安定している。 |
冷 凍 イ カ |
スルメイカは、国内品の入荷が順調で相場は横ばいだった。 |