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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成24年 10月  市況情報

鮮魚

生マグロは、相変わらず品薄状態で浜価格は高値で推移した。
箱物はサバ・アジ類、ハマチ類また赤物のレンコ・タイなどは順調な入荷だったが、イカ類のスルメ・ケンイカは若干少なかった。
市況的には、前売状況が今月も悪かった。

冷凍魚

冷凍魚は、全般的に品薄感があるが、相場は保合いだった。
えびの冷凍ブラックタイガーは、通関が切れず、相場は強含みだが荷動きは低調だった。

加工水産物

魚卵は、明太子・たらこの加工品の原料価格が高いが、商材には反映されていない。
イクラの新物価格は、秋鮭の不漁もあり高騰している。

主要品目の市況

マグロ

冷凍に関しては、40kg以上の原料が少なく、15kg~25kgのキハダも入荷した。相場は、40kg以上は高騰し、小キハダは使い慣れてないこともあり苦戦した。
生キハダは、下旬頃から台湾の祭りの影響し、入荷が激減し相場も一気に高騰した。

ア ジ

平アジは、山口・長崎方面主体の入荷で、水揚げも順調だったが需要が多く相場は高値で推移した。
丸アジは、三重・四国方面主体で、型的には200g~180gの小型中心で、型が小さいため平均相場で推移した。

スルメイカ

青森・北海道主体の入荷だったが、中旬から下旬にかけ、長崎・山口方面からも入荷した。
時期的にまだ身が薄いため、人気は北海道・青森に集中し、水揚げも安定せず高値で推移した。

サ バ

中旬までは青森方面中心の入荷だったが、中旬から下旬にかけ北陸・九州方面からの入荷だった。
青森方面のサバは、身質も良く水揚げも順調で平均相場で推移した。
型は、600g~700g中心の入荷だった。

冷凍サバ

輸入品・国内品ともに原料が少なく、相場は強含みだった。
新物の搬入も12月~1月となり、国内在庫品では欠品の恐れがある。

冷凍イカ

スルメイカ漁は、大型主体の水揚げだが、相場はやや強含みに転じている。今後は、漁が終わりに向かうので、相場は強含みで推移すると予想されます。

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