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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成24年 12月  市況情報

鮮魚

年末商品に関しては、全般的に養殖物・マグロ・養殖ブリなどは前年に比べ数量が減少した。価格に関しては、マグロ・タイなどは順調な価格で推移したが、その他鮮魚類は安値安定で推移した。

冷凍魚

年末商材であるカニ・エビなどは、例年並みの販売数量だった。
その他冷凍品の荷動きは、全般的に例年より悪い状況だった。

加工水産物

年末商材に関しては、荷動きが年々遅くなり、例年より鈍かった。
数の子は箱物が苦戦し、ギフト商材も全体的に動きが悪かった。

主要品目の市況

マグロ

生マグロは順調な入荷が続き、単価も平均的な相場で推移した。
冷凍マグロはフィジー・大西洋産中心の入荷で、相場は他市場と変わりなく、平均的に落ち着いていた。

ア ジ

平アジは、富山・北陸方面主体の入荷で、サイズは300g~350g物が中心だった。天候不順による不漁続きで水揚げは低調だったため、価格はやや高値で推移した。
丸アジは、四国方面主体からの入荷で、サイズは200g物中心の入荷だったが、需要も少なく平均相場で推移した。

スルメイカ

中旬までは、青森県・岩手県方面主体の入荷だったが、天候不順により入荷量は少なめで、価格は高値で推移した。サイズ的には20杯入り中心の入荷だった。
下旬にかけては産地が山口・九州・鳥取方面に変わったが、水揚げは低調で相場は高値で推移した。

サ バ

真サバに関しては、韓国・青森産の水揚げが順調に続いた。
月後半は悪天候が影響を及ぼし入荷数量は減少したが、価格面では平均相場で推移した。
サイズ面では各サイズの入荷があったが、700g以上の品物は高値で推移した。

冷凍サバ

輸入品の搬入はあったが産地相場は強くなっており、全体的に荷動きが悪かった。
国内物は、青森・千葉産の在庫があったが、生サバの減少も絡み浜相場が非常に高値だった。

冷凍イカ

漁期も終わり産地相場は非常に強含みで推移した。
ヤリイカ・紋甲イカに関しては、搬入を待つ状態が続き、状況的に厳しい状況だった。

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