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市況情報

野菜・果実の市況:平成25年 3月  市況情報

野菜

(入荷動向)3月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、朝夕の冷え込みなどがあったものの春の訪れが早まり、野菜の作況も良く入荷は前年に比べ102%(入荷量1,425t)と増加した。品目別には、れんこん・白菜・白ねぎ・青ねぎ・きゅうり・なす・ピーマン・じゃが芋・玉ねぎなどは前年を上回った。また、大根・洋にんじん・キャベツ・ほうれん草・小ねぎ・レタス・菜の花・トマト・生しいたけ・しょうがなどは前年を下回った。
(価格動向)冬野菜から春野菜への切替りのため消費は低迷し、野菜すべての品目が安値になり、価格は前年に比べ71%(kg当り173円)と過去にない厳しい単価になった。
従って、売上高は前年同期に比べ72%で大きく減額した。

果実

(入荷及び産地状況)柑橘類は裏年だったが、伊予柑・みかんは販売が3月後半までずれ込んだことにより、入荷は前年を上回った。しかし他の柑橘類はデコポン・はっさくが半減、その他も軒並み減少した。りんごは3月になっても産地相場との折り合いがつかず、少なかった前年の80%と減少、生産量が前年の120%である事を考えると非常に厳しい数字になった。いちごは前年と比べると95%とほぼ前年並み、しかしキーウィは3割減、アールスメロンは2割減、他品目も減少し、一般果実は十分な入荷を確保できないまま3月期を終了した。輸入品は、バナナの産地が台風の被害を受けたため入荷は半減、柑橘類もグレープフルーツこそ前年並みだったが、オレンジ・レモンは3~4割減少した。
(価格及び消費動向)先行きが不透明な中、3月期も果実の消費は非常に悪く、高単価の物は特に厳しい荷動きになった。前年単価をクリアしたのは産地との取り組みを行った伊予柑、数量を大きく減少したデコポン、アールスメロン・キーウィぐらいで、りんごに至っては数量減の単価安、いちごも1割安になった。バナナは入荷が少なかった事もあり前年単価をクリアしたが、柑橘類は国産が安かった事もあり苦戦した。消費が伸びないため単価が安く、その結果入荷が減少とまさに悪循環だった。
その様な状況の中、総体入荷量は302tで前年に比べ79%、売上金額は前年に比べ74%、kg単価は351円で前年に比べ94%だった。

主要品目の市況

大根

主力3県(兵庫県・徳島県・鹿児島県)の他に長崎県・千葉県産の販売だった。秋冬物から春物への切替りとなり、入荷は前年に比べ76%(入荷量99t)と大幅に減少した。単価的には、前年に比べ52%(kg当り64円)と昨年の半値になった。

白菜

主力3県(長崎県・鹿児島県・兵庫県)の他に愛知県産の販売だった。秋冬物から春物への移行により入荷は前年に比べ171%(入荷量158t)と大幅増になった。価格的には、前年に比べ41%(kg単価49円)と安値になり、前年の半値になった。

キャベツ

主力3県(愛知県・兵庫県・徳島県)の他に滋賀県・鹿児島県・岡山県産の販売だった。入荷は前年に比べ81%(入荷量121t)と大幅に減少した。価格的には、前年に比べ83%(kg当たり86円)になり数量減の単価安になった。

デコポン

愛知県・広島県産の販売だった。柑橘類全般の動きが悪いためデコポンの入荷も減少、去年が一昨年から倍増していたため前年の半分の入荷になった。ただ単価は前年をやや上回り柑橘類の中ではよく健闘した。食味は産地間のバラツキがあり評価は銘柄によって大きく分かれた。

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