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市況情報

野菜・果実の市況:平成25年 8月  市況情報

野菜

(入荷動向)九州、西日本、東日本では記録的な猛暑、真夏日、日本海側は記録的な大雨、東北、北海道は低温などで野菜の入荷は不安定となったが、入荷は前年に比べ100%(入荷量1,445t)の前年並みだった。品目別には、大根・キャベツ・青ねぎ・ミニトマト・オクラ・ミョウガなどは前年を上回ったが、洋にんじん・れん根・白ねぎ・小ねぎ・ニラ・きゅうり・なんきん・なす・トマト・ピーマン・じゃが芋・さつま芋・長芋・玉ねぎ・しょうが・生しいたけなどは前年を下回った。
(価格動向)天候不順の中猛暑のため、消費が鈍り価格は前年に比べ77%と安値になった。費目別には、洋にんじん・白ねぎ・青ねぎ・小ねぎ・ニラ・きゅうり・なんきん・なす・トマト・ピーマン・さつま芋・じゃが芋・しょうが・みょうが・生しいたけなどは前年より高値だったが、大根・れん根・はくさい・キャベツ・ミニトマト・オクラ・長芋・玉ねぎなどは前年より下回った。
従って、売上高は前年同期に比べ77%で昨年に引き続き減額になった。

果実

(入荷及び産地状況)8月の猛暑の影響を直接受けた物は無かったが品目によっては入荷のバラツキが見られた。主要品目のスイカは前進出荷した産地が早く切り上がり、東北、北海道が遅れたため前年を大きく下回った。りんごも最後まで価格追及についていけず大幅減、桃も1割ほど減少した。梨は、赤梨、青梨ともに前年を上回った。ぶどう類はデラウェアが産地で大雨の被害が出たため大幅減になったが、その他の大粒系はおおむね前年並みだった。県内産のいちじくは好天に恵まれ前年比を上回った。輸入品はバナナが猛暑のため消費が伸びず大幅な減、柑橘類はレモンこそ業務需要が多く2割増になったもののグレープフルーツ、オレンジは不作、小玉傾向もあり入荷量は大きく減少した。
(価格及び消費動向)昨年は入荷減を背景に国産果実はほぼ前年単価を上回った。しかし今年は極端に入荷減の品目があるにもかかわらずほとんどの品目が前年単価を下回った。安いから売れるのではなく、必要な物しか買わない消費の現状がはっきり表れる形となった。その中で前年単価を上回ったのは入荷が前年の1割強だったデラウェアと猛暑の影響を受けたスイカだけだった。輸入品においては入荷の少なかったバナナやオレンジは前年の単価をクリアしたがそれゆえに消費が伸びなかった。最も果実の消費が伸びる8月に伸びない非常に厳しい月になった。
この様な状況の中、総体入荷量は288tで前年に比べ69%、売上金額は前年に比べ77%、kg単価は351円で前年に比べ113%だった。

主要品目の市況

きゅうり

主力3県(奈良・岡山・徳島)の他に鹿児島・山形・兵庫県産の販売だった。かんばつ、低温などにより入荷は前年に比べ67%(入荷量59t)と減少し、価格は前年に比べ108%と高値になった。

トマト

主力3県(石川・奈良・徳島)の他に兵庫・熊本・茨城県産の販売だった。入荷量は前年に比べ65%(入荷量29t)と減少し、価格的には、前年に比べ109%で高値だった。

キャベツ

主力2県(群馬・長野)の販売だった。加工品向けに対応したため、入荷量は前年に比べ210%(入荷量574t)と大幅増になり、価格は前年に比べ38%と安値になったが、加工品以外は高値になった。

いちじく

兵庫県の県内産は朝取りで出荷されており8月中旬に出荷のピークを向かえた。雨が少なかった事からやや小玉傾向だったが品質、食味ともに良好で出荷量も前年を上回った。

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