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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成26年 2月  市況情報

鮮魚

2月に入っても、今年は昨年に比べて養殖物関係の浜価格が高めで数量的に減少した。
青物・一般物も品物によっては、浜相場が高いものがあり、全般的に昨年に比べると市況は悪かった。

冷凍魚

輸入冷凍魚全般に円安相場の要因で、海外に買い負けしており、相場は全面高になっている。
原料相場の上げ幅に比べ製品の値上げは遅く、サバ・アジ・メル・カニなどは値上げになっている。

加工水産物

節分向けの汐いわしは、今年の原料が少なく昨年度よりも高値になっている。
鮭関係は、トラウトなどを筆頭にすべて強含みで値上がりが続いている。
春先の4月ごろまでこの状況は変わらない見込みである。

主要品目の市況

マグロ

冷凍キハダは、1月に引き続き、天候も悪く売りが伸びなかったため、相場も低い傾向だった。
生キハダは、前半は旧正月、中旬は天候悪化により入荷が悪かったこともあり相場は高め傾向だった。

ア ジ

平アジは、九州・四国方面中心の入荷だった。型的には1匹700g~500gの中型が主で、価格的にはKg当たり1200~900円の相場で推移した。
丸アジは、型的には中小型中心で1匹250~200gで価格的にはkg当たり500~300円の相場で動いた。

スルメイカ

漁場が北側から九州・山陰方面の漁に変わった。漁は釣物と定置物の漁で、型的には1箱20入り中心だった。相場は1箱2000~2800円の高値で推移した。

サ バ

平サバは、九州方面が少なく房総・三重方面の入荷だった。
相場は、安値相場だった。

冷凍サバ

ノルウェーサバは、大型サイズが少なく、小型中心の販売だった。
為替の影響で、原料相場は高く、昨年に2割高になっている。

冷凍イカ

スルメイカは端境期で、冷凍スルメイカは、在庫品が高値で推移している。
本格操業は、梅雨前後になると思われるので、高値状態が5月の連休明けまで続くと思われます。
輸入品は、アオリイカ・甲イカも為替の影響で高値安定だった。
                                                        

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