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市況情報

野菜・果実の市況:平成28年12月

野菜

12月の野菜は、年内の台風や雨曇天などの天候不順による影響が完全に回復せず、前年と比較すると供給量が減少し、単価も全般的には2割以上上回る水準での推移となった。
主力品目では、キャベツ、白菜、とまとなどは前年の8割高で、土物も馬鈴薯、人参など5割以上と前年を大幅に上回った。

果実

12月期前半は平年並みの入荷があり、単価についても前年並みとなっていたが、中旬から下旬にかけて減少傾向となり、堅調な相場展開となった。
主力品目のみかんは若干数量減となり、単価もやや強めとなった。りんご類も産地高などの影響で高値で推移した。
いちごは、秋の天候不良の影響で、数量が約2割程度減少となり、高値傾向であった。

主要品目の市況

馬鈴薯

台風等の影響で主力である北海道産の供給量が減少している為、前年より高値のままで推移した。

とまと

主力産地の熊本県産については、9月の長雨、曇天の影響で、着果不良をおこし段とびが見られ、数量は減少、価格は高値での推移となった。

ピーマン

出荷が出遅れていたが中旬以降出揃い、年末にかけては潤沢な出回りがあり、価格は前年に比べやや安値で終了した。

みかん

12月前半においては弱保合。中旬より後半にかけて、徐々に単価高傾向となった。

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