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市況情報

野菜・果実の市況:2020年4月

野菜

 4月の入荷量1,080t(前年比91%)であった。内食需要の引き合いが強く量販店向けの販売が好調であったが、飲食店他業務関係の需要が大幅に減退した。
 白菜については主力産地の茨城県産の作付けが減少した中、加工需要が高まり前年を大きく上回る単価で推移した。キャベツも内食需要の引き合いが強く、前年を大きく上回る単価で推移した。玉葱については、生育順調で前年を上回る入荷であったが、業務関係の引き合いが弱く、前年を大きく下回る単価で推移した。




果実

 4月の実績は、販売金額4,915万円(前年比94%)、入荷数量129t(前年比76%)であった。主力品目の入荷が全体的に少なく、数量減、単価高傾向で推移した。
 昨年度と比べ営業日数が1日少なかった事もあるが、新型コロナウイルスの影響が大きく、特に4月6日に緊急事態宣言が出された後より、品目や産地での需要の偏りが目立ち、前例の無い荷動きや相場となり、集荷販売に苦戦した。先月に引き続き、業務関係の需要が大幅に落ち込み、数量減、単価安で推移した品目もあった。
 かんきつ類においては、暖冬傾向の影響で出荷が前進化した事で、切り上がりが早い品種が多く、入荷量は減少した。りんご類は、産地在庫や下級品(業務用)の入荷が少なく、各品種とも堅調な相場となった。スイカにおいても、暖冬の影響で生育が進み、やや早めの入荷があったが、小玉の発生率が高く、下旬頃より厳しい販売となった。メロンやマンゴー、さくらんぼ等の高級果実においては、輸出も含め新型コロナウイルスの影響を一番受けた形となった。







主要品目の市況

人参(徳島県)

生育順調で、入荷については前年並みであった。量販店向けのL、Mについては順調な販売であったが、業務筋等の自粛により太物の販売に苦戦した。

キャベツ(愛知県)

入荷については前年よりも少ない入荷であった。価格については、量販店中心に引き合いが強く、前年に比べると高値で推移した。

いちご(熊本県、長崎県)

新型コロナウイルスの影響で、業務需要が大幅に落ち込み、数量減、単価安傾向で推移した。

甘夏(和歌山県、熊本県)

前進出荷傾向の為、昨年度より切り上がりが早く、入荷数量は減少した。新型コロナウイルスの影響で、輸入かんきつ類が減少した事もあり堅調な販売であった。

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