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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2021年1月

鮮魚

1月の実績は、取扱数量62t(前年比96.1%)、取扱金額6,617万円(前年比83.4%)でした。
緊急事態宣言発令により中小の飲食店等の休業が急増し、売上げが前月比で20~30%減少しました。年明けからの時化の影響で浜相場は高騰しており、収益面も厳しい状況が続きました。量販店等の動きも悪く、数量的にも減少しました。当面、状況には変化がないと予想されます。

冷凍魚

1月の実績は、取扱数量17t(前年比204.1%)、取扱金額1億8,371万円(前年比201.5%)でした。
新型コロナウィルス感染症の影響で輸入量が全般的に減少していますが、飲食店等からの需要も減少しているため、需給バランスは保たれている状態です。

加工水産物

1月の実績は、取扱数量7t(前年比70.9%)、取扱金額1億1,999万円(前年比77.4%)でした。
新型コロナウィルス感染症の影響で給食や弁当向け等、業務ルート(飲食店)向けの販売が減少しているため、全般的に相場は横ばいで推移しています。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

前年に比べ浜値が高騰しており、新型コロナウィルス感染症の影響で販売数量は伸びず、売上げは減少しました。

真鯛(天然・養殖)

飲食店等の休業により例年に比べ単価は低いですが、物量に動きはありませんでした。相場は不安定で、天然物は例年と変わりはありませんでした。

鰯・鯖 

鰯は、全般的に数量が減少しました。大羽イワシの入荷はなく、中羽・小羽イワシの入荷も少ないため、販売数量は減少しました。鯖は数量的には安定していますが、新型コロナウィルス感染症の影響で量販店等の売れ行きが悪いため、販売数量は減少しました。

スルメイカ、剣先イカ

剣先イカは、大不漁状況で入荷はほとんどありませんでした。スルメイカは、月後半に定値網等の入荷がありました。全般的に高値で安定しています。

貝類・うに

浜相場は高値で安定し、販売価格は不安定で推移しました。数量的には大幅に減少し、飲食店の休業が影響しました。

冷凍かれい

漁獲量の減少傾向が続いており、相場は以前上昇傾向となっていました。

冷凍鯖・鰆

新型コロナウィルス感染症による消費動向の変化もあり、量販店ルート及び加工ルート向けの定塩商品は順調に消化し、国内相場は堅調に推移しています。

冷凍えび

インド産のブラックタイガーは、中小型サイズの供給量が不足しています。インドネシア産も中小型サイズの供給量が少ないため、価格は横ばいで推移しています。大型サイズはやや供給量の調整がありました。

ちりめん・煮干・丸干

全般的に水揚量が減少しており、3月までは期待できない状況です。新型コロナウィルス感染症の影響でインドネシア産は値上がりしました。

汐鮭・汐鯖

鮭の定塩製品は、原料に引っ張られる形で、販売価格は上昇傾向でしたが、比較的安値で推移しています。鯖は、量販店ルート向け及び定塩商品の加工ルート向けは順調に消費が進み、国内相場は堅調に推移しています。

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