鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年8月 市況情報
今月は、お盆前の需要期に天候不順が重なり、天然物の入荷が少なく、また養殖物も真鯛、カンパチ、ホンマグロなどを中心に値上げが重なり、売れ行きにブレーキを掛ける形になりました。
そのなかでも、鱧は各地より入荷が纏まり、入荷順調、相場保合の展開でした。 来月は、秋刀魚がメインになってきますが、今年は漁模様は良くないようで、入荷少なめ、サイズも小ぶり、相場は昨年と比べて強含みと先行き不安な状況です。
凍魚全般に高値推移のままです。 今後も状況は変わらないと予想します。
加工品は夏商材から秋冬商材への切替の時期が始まりました。
年末に向けて、各商材とも原料価格の高騰や不漁などの要因が重なり、規格変更や価格改定を進めているものの、安定供給が難しい状況です。
主要品目の市況
鮪(生・冷凍) |
生鮮物については、インドネシア産のメバチマグロ、パラオ産のキハダマグロ、ニュージーランド産のインドマグロなど南方系の各産地からの入荷中心で、入荷順調、相場保合でした。 |
|---|---|
真鯛(天然、養殖) |
天然物は、天候不順で漁模様悪く、浜値が高値で張り付いてしまい入荷は少なかった。 来月も、天候次第では今月同様厳しい状況と予想します。 |
鯵、鯖 |
真鯵は、例年は九州、四国方面からの入荷が中心でしたが、今年は入荷少なく、京都、千葉方面からの入荷が中心となりました。相場も、kgあたり2,200~1,600円中心の高値に張り付き、販売しにくかった。 |
スルメイカ・剣先いか |
剣先イカは、この時期の主要産地の長崎、福岡県が台風などの影響で出漁できず、入荷少なく、相場高騰でした。来月中旬以降は、入荷が増えてくると予想します。 |
貝類・うに |
ウニは、北海道産赤うにが今月で漁が終了のため、入荷も終了し、来月以降は白うにの入荷になります。淡路の赤ウニは、入荷順調でしたが、相場は出始めよりは下がったものの、保合でした。 |
冷凍かれい |
カラスガレイは相変わらず高値で推移しています。価格高騰し、荷動きも悪くなりましたが、搬入量が回復せず 値崩れが起きない状況です。 |
冷凍鯖、鰆 |
鰆は、品質の良い秋漁物を待っている状況です。 春漁以前の在庫は非常に少なく、価格も値上げ傾向が続いています。 |
冷凍えび |
ブラックタイガー、バナメイとも盆前から米国や欧州のクリスマス需要の買いオーダーが入り始め、価格は反転上昇し始めました。旧正月明けまでは相場強含みの傾向が続くと予想します。 |
ちりめん・煮干、丸干 |
ちりめんは、国産物は兵庫県、静岡県産の漁が未だ続いていて、サイズは中筋が中心の入荷となっており価格はkg2,000~2,300円中心の相場で推移しています。 |
汐鮭、汐鯖 |
汐鮭は、新物の本ちゃんが超高値になってしまったことから、代替としてロシア産の紅鮭の引き合いが強くなっています。これから始まる秋鮭漁も不漁予想のため、価格の高騰が心配されています。 |





















