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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:令和8(2026)年1月

鮮魚

鮮魚の実績は取扱数量36t(前年比104.1%)、取扱金額7,308万円(前年比121.2%)で推移しました。
日本海側は時化が続いているため、魚種、入荷量ともに減少しました。天然魚に関しては全般的に入荷量は少なく、また、人件費が転嫁されつつあることから、魚価は高い状況でした。
※加工センターでの取り扱い分を含めると取扱数量149t(前年比86.5%)、取扱金額24,845万円(前年比104.9%)で推移しました。

冷凍魚

冷凍の実績は、取扱数量13t(前年比84.3%)、取扱金額2,119万円(前年比94.5%)で推移しました。
大衆魚であるサバ(ノルウェー産)の価格高騰は、一般消費者にもその影響が生じている状況でした。輸入冷凍魚に関しては、アメリカによる関税の引き上げが原因とする物も多く、今後は円安による値上げも避けられない状況と予想しました。

加工水産物

加工水産物の実績は、取扱数量9t(前年比61.7%)、取扱金額1,231万円(前年比86.7%)で推移しました。
冷凍食品を始め各大手メーカーは、値上げ品目が多く、魚原料以外の値上げによる(調味料・資材費)影響も出ました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

冷凍生本マグロは、三陸・山陰・九州から入荷。養殖は鹿児島・長崎・和歌山から入荷しました。市況は横這いでした。冷凍メバチ・キハダは海外から入荷するものの、品質が不安定。入荷量は少なく、市況は高値でした。

真鯛(天然・養殖)

養殖物は愛媛・高知から入荷しました。入荷量は前年並みで、市況も前年並みでした。天然ものは寒冷により入荷量は少なく、市況は前年並みでした。

鰯・鯖

イワシの中小羽は北陸・三陸及び千葉方面から入荷しました。節分に向けて需要は高まったが、大羽は無く、市況は前年より高値でした。真サバは長崎・鳥取から入荷しました。冷凍の引き合いが多く、高値安定の方向で推移しました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカは長崎・山口・富山から大型中心の入荷で、入荷量は少なく市況は高値でした。ヤリイカは山口・宮城・青森から入荷しました。入荷量は少なく、相場は高値でした。

貝類・うに

国内ウニの1/2はロシアからの輸入物と、残りの1/2はカナダ・米国・北海道で市況は高値でした。養殖カキが夏場の猛暑によりへい死が発生したため、入荷が少なく市況は高値でした。

冷凍かれい

主原料の産地であるカナダでの買付が難しい状況で、エンガワ・切身・ドレス・フィーレの価格は強含みの状況が続きました。更に高騰する見通しです。

冷凍鯖・鰆

韓国産のサワラも前年並みの入荷を見込んでいます。市況は国産・韓国ともに前年並みでした。サバは原材料事情的に相場の予想を上回っており、塩サバの加工メーカーが高値の理由から生産をストップしました。

冷凍えび

バナメイエビに関しては、国内在庫のバランスか、ら若干の弱含みで推移しました。ブラックタイガーに関しては全体的に見て相場は高値安定で続いており、当面の間、高値が続くと予想しています。

ちりめん・煮干・丸干

チリメンは端境期に入り、春先の海面温度が上昇する頃まで漁はありません。ウルメイワシは鹿児島・大分産を中心として入荷しました。イワシは愛知・大分産中心で入荷は少なく、市況は高値でした。

汐鮭・汐鯖

原料事情による影響で焼魚商材は、値上傾向でした。塩フィーレの市況も前年より高値でした。塩サバはノルウェーからの入荷が70%減少したことにより高値を強含みで推移しました。

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