ホーム > 統計室:市況情報 > 鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年10月 市況情報

市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年10月 市況情報

鮮魚

10月は全般的に時化が多く、天然物の入荷量が減少したものの、売れゆきも芳しくなく、相場はほぼ保合でした。
養殖物については、マダイ、カンパチ、ホンマグロなどの在池量が少なく、相場は強含みでした。
来月は、タラ、アンコウ、トラフグなどの冬物、鍋物商材や、カキ、助子などの季節商材が本格的に入荷し始めますが、トラフグ、アンコウは入荷少なめ、相場高値推移が予想されています。助子、カキは順調入荷の見込みです。

冷凍魚

全般的に相場が強含みの状況が続いています。高値の為、商品の荷動きも鈍ってきていますが、相場下落までには至っていない状況です。
年末過ぎるまでは、この状況が続くと思われます。

加工水産物

秋刀魚、鮭、鯖などの国産原料の水揚状況が非常に悪く、また輸入原料も円安や不漁などの原因からどちらも少ない為、原料、製品とも荷動きの悪い状況です。
これから年末商戦を迎えるにあたり、厳しい状況が続くと思われます。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生鮮物は、パラオ、マーシャル諸島、インドネシア産のメバチ、キハダマグロ中心の南方方面からの入荷が多く、相場は保合でした。冷凍物は、大西洋、インド洋産のキハダマグロ中心の入荷で、相場はやや強含みで推移しました。
11月以降、冷凍キハダマグロの搬入状況が悪く、また、産地在庫も少ない為、kg辺り50円以上の値上げが見込まれます。また、養殖ホンマグロも在池量が少なく、来月から年末ぐらいまで、kg100~200円の値上げが見込まれます。

真鯛(天然、養殖)

天然物は、入荷少なく、相場強く推移しました。来月以降は漁模様が悪くなるため、さらに高値になると予想します。
養殖物は、在池量が少ない状況が続いており、値上げは一段落したものの高値で推移しています。11月以降も状況に大きな変化は無く、しばらくはこのままと予想します。値上げで荷動き悪く、売れゆきしだいでは多少変化するかもしれません。

鯵、鯖

平アジ、丸アジとも、四国、九州方面産中心の入荷でした。
平アジは入荷少なめで、特に大型サイズは相場強かった。丸アジは小型中心の入荷で、秋刀魚が不調なこともあってか量販店からの引きあいは強かったが、前売りは悪かった。

スルメイカ、剣先イカ

スルメイカは、北海道、青森県産中心の入荷で、時化が多く、漁模様も良くないことから、入荷少なく、相場強かった。
剣先イカは、中旬頃は漁も纏まり、入荷順調でしたが、下旬は時化などの関係で入荷減少、相場強含みでした。
来月は、どちらも入荷が更に減りそうなので、入荷少なめ、相場強含みと予想します。

貝類、うに

カキは、夏場の岩カキから真カキに主力が入れ代わり、真カキの本格的なシーズンがスタートしました。三重県産の加熱用と宮城県産の生食用が中心の入荷で、生育は例年に比べて良いものの、個体数が少なく、相場はやや強含みでスタートしました。出遅れている広島、岡山、兵庫県産のカキの出荷がスタートしたら相場は落ちつくでしょう。ウニは、北海道産白うにのみの取り扱いでしたが、月末からロシア(北方4島)のうに漁がはじまり、ロシア産の入荷がはじまりました。相場はやや強含みですが、入荷が安定したら弱含みになるでしょう。

冷凍カレイ

カラスカレイは、相変わらず高値で推移しています。
このままの状況で。越年すると予想します。

冷凍鯖、鰆

国産鯖については、漁模様が悪く、新物の入荷がほとんど無い状況です。
鰆は、新物の入荷待ちで、現物が少ない状況です。

冷凍えび

養殖海老は、為替が円安にふれたものの、浜値が落ちつき、相場は昨年よりやや安く推移していましたが、年末に向けて需要期に入る為、相場はやや強含みになると予想します。

ちりめん、煮干、丸干

ちりめんは、各産地とも漁はほぼ終了の状況で、良品はkg2500円前後の相場で推移しています。これから年末にかけて需要のある田作りは、山口県産が中心の入荷で、漁はほぼ終漁し、kg2000円前半中心の相場で推移しています。これからの入荷は、京都、宮津産や富山、氷見産などの漁次第です。
煮干しは前月同様の展開でした。

汐鮭、汐鯖

汐鮭は、本ちゃん紅鮭は、今年の相場が高すぎて、まったく売れない状況です。代替品として、ロシア沖流しを紹介している状況です。
汐鯖は、国産の新物の原料がほとんど無くて、ノルウェー産でしか作れない状況です。

ページトップへ