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市況情報

野菜・果実の市況:令和2年1月

野菜

 暖冬の影響により鍋物需要が振るわず、重量野菜を中心に低迷した。各産地共に生育良好で大玉傾向となり、大根・人参・白菜・キャベツ等が平年を下回る価格で推移した。果菜類については、曇天による日照不足で、胡瓜を中心にトマト等が前年を上回る価格で推移した。


果実

 尼崎支社の1月の取扱金額は、6,315万円(前年比95%)、数量196t(前年比86%)であった。暖冬の影響で消費、入荷に大きくズレが生じ、品目によるバラツキが目立った。売り場においても真新しさに乏しく、販売に苦戦する時期が続いた。 主品目の柑橘類では、みかんが年内から引き続き着色遅れの影響で出荷が遅れ、特に主産地である和歌山県産が減少した。同様に遅れた九州産の早生種の入荷が増え、全体的に単価が下がり、数量減、単価安となった。中晩柑類では、昨年が前進出荷となった伊予柑、デコポンは平年並み出荷となっており減少したが、ぽんかんや八朔の入荷が増加するなど、バラツキが目立った。単価においても消費税の引き上げ後、やや低迷気味な果実の消費もあり、苦戦する結果となった。いちごについては、11月からの前倒し出荷の為、月内を通して入荷が少なく、業務需要を中心に高値傾向で推移し、前年比3割高となった。りんご類では、ふじの入荷がやや減少したもののほぼ昨年並みの入荷があり、小玉果中心であった昨年と比べ単価面では昨年を上回る結果となった。いちごやりんごの単価が高く柑橘類中心の売り場となり、若干の消費減退ムードも重なり、厳しい販売展開となった。








主要品目の市況

大根

入荷については前年をやや下回り、価格については暖冬の影響もあり、各産地共に大玉傾向で鍋物需要が振るわず低迷し、安値で推移した。

人参

 各産地共に、生育は順調で大玉中心の入荷であった。暖冬の影響で消費の低迷もあり、入荷については前年を上回るも、価格については安値で推移した。

いちご

年内からの暖冬の影響で、前進出荷型となり後続の果実肥大が追い付かず、出荷が減少した。下旬より増加傾向の産地もあったが、大玉果傾向で業務需要を中心に品薄状態が続き、全体的に高値で推移した。

みかん

主産地である和歌山県産晩生種の出荷が遅れ、入荷が減少したが、愛媛県産や長崎県産の入荷が順調にあり、ある程度のカバーが出来た。ただし、小玉果中心の入荷であり、単価は伸びず数量減、単価安となった。

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