野菜・果実の市況:2025年2月
2月の実績は、取扱数量459t(前年比88.4%)、取扱金額12,456万円(前年比132.9%)でした。
前月に引き続き野菜は全般的に、取扱数量が減少し、単価高で推移しました。野菜の高値が続いているため、消費者の購買意欲が薄れ、前売りが悪く、荷動きが悪いと感じました。
2月の実績は、取扱数量99t(前年比70.1%)、販売金額3,968万円(前年比67.1%)でした。
社会的な物価高の影響により果物類などの嗜好食料品は、消費者に敬遠される傾向から、業務筋の販売に影響し苦しい販売結果となりました。 輸入果実についても、引き続き円安傾向のため、単価高により販売は苦戦傾向となりました。
主要品目の市況
キャベツ (兵庫県他) |
流通数量が減少し、業務需要及び加工業者からの引き合いが強かったです。 |
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メークイン (北海道他) |
取扱数量が減少し、単価高で推移しました。 |
みかん (愛媛県・和歌山県) |
育成時期の温暖化の影響を受けて出回り品が少なく、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |
苺 (長崎県・福岡県) |
業務筋への販売に苦戦したため、取引数量が減少し、販売金額の減少となりました。 |