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市況情報

野菜・果実の市況:2020年5月

野菜

 コロナウイルスの影響による自粛等により飲食店等の業務需要は大きく減少したが、家庭内消費の活発化で量販店等の販売は順調であった。
 供給の少なかった、白菜、キャベツ、大根、胡瓜等の価格は高値で推移した。又、前年が安値で推移したピーマン、馬鈴薯は、前年を上回る単価で推移した。



果実

 果実の令和2年5月期実績は、販売金額4,413万円(昨年比104%)、数量121トン(昨年比68%)であった。新型コロナウイルスの影響で飲食店などの業務需要や輸出品が大幅に減退した。産地によっては観光客が減少した事により、地元消費が低迷し、市場出荷向けが計画以上となり、高級品を中心に相場が先月同様に低迷した。
 一方で外出自粛などによる家庭内消費は好調で、主に量販店向けの販売は安定した相場が続いた。昨年末からの暖冬傾向によって、柑橘類は売れ行き好調で、すいかやメロンなどの瓜類は3月の冷え込みや日照不足の為、やや出荷が遅れた。国産果実全体では、数量減、単価高傾向となった。また、昨年は過剰供給で相場が低迷したバナナは、供給が不安定となり、入荷が激減し高値で安定的に販売された。キウイやブドウ類も好調であった。柑橘類、りんご、バナナの入荷減少が顕著で入荷数量は大きく昨年度を下回ったが、順調に販売された品目も多く、単価高傾向となり、金額では前年を上回った。








主要品目の市況

白菜(九州・茨木県)

供給減少と家庭内消費の高まりから、前年の安値に比べ高値で推移した。

人参(徳島県・兵庫県)

徳島県産を主力に、あわせて兵庫県産の入荷販売であった。徳島県産については売れ行きが好調で、入荷については前年を下回ったが、価格については内食需要の高まりから前年を上回る単価で推移した。


いちご(熊本県・長崎県)

家庭内消費が好調で、大きな天候の崩れもなく、安定した品質の出荷が続き、相場も順調に推移した。

すいか(熊本県・長崎県)

春先の天候不順により、やや出荷が出遅れ、着果不良(実がつかないこと)もあり、入荷は減少した。やや小玉傾向であった為、単価については、ほぼ前年並みであった。

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