ホーム > 統計室:市況情報 > 鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2020年7月

市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2020年7月

鮮魚

 鮮魚全般を通じて、魚種は例年とは違い主要魚種以外の数量が減少し品薄の状態が続きました。
 又、新型コロナウイルス感染症の影響で金額・数量共に全体的に低下することが見込まれていたが、大きな影響は見られませんでした。

冷凍魚

 新型コロナウイルス感染症の影響でコンテナ品の出荷遅延が発生していました。
 日本国内において、海外加工品の販売は苦労していますが、定番商品である量販店向けの商品は売れ行きが好調で、相場は横ばいからやや上昇傾向でした。

加工水産物

 緊急事態宣言解除後、徐々に加工品需要の回復が見られたものの、依然として新型コロナウイルス感染症の影響で外食関係での需要の落ち込みが見られました。価格につきましては、全般的に在庫の確保ができていたため、横ばいで推移しました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

冷凍キハダマグロ、養殖本マグロやその他加工品は品質がよく、金額・数量共に順調に推移しました。

真鯛(天然・養殖)

養殖鯛、天然鯛共に豊漁のため、安値安定で推移しました。

鰯・鯖

鰯は、大阪港への入荷が例年より若干少なかったが価格・数量共に順調に推移しました。
鯖は例年より浜高値でした。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカは月を通して浜高値が続いたため、スーパー等に対して販売価格が合わないことがありました。
剣先イカは前年に比べ増加傾向であったため、全体的に安値が続きました。

貝類・うに

アサリ、ハマグリ等の入荷が順調であったが、例年に比べやや品質低下が目立ちました。
生ウニは入荷量が少なく、高値安定でした。

冷凍カレイ

カナダ産等の漁獲量は堅調で加工原料の相場も大きな問題はなく横ばいに推移してますが、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響には注意が必要です。

冷凍鯖・鰆

新型コロナウイルス感染症の影響でコンテナの流通に影響が出ており、欧州アジア向けコンテナの不足が見受けられました。
又、アジア向け原料出荷が遅延し、鰆・サゴシ等の加工拠点である浙江省の工場の稼働に1~2カ月程度影響が出ましたが現在は回復しています。

冷凍えび

ブラックタイガーは日本への入荷が少ないながらも国内在庫の確保ができていたため、価格相場は横ばいで推移しました。
インドは、新型コロナウイルス感染症の拡大が深刻であり、今後、工場の稼働に影響が出る可能性があり注意が必要です。

ちりめん・煮干し・丸干

例年にない長雨の影響で、7月は漁獲量が前年比60%に落ち込みました。
ちりめんについては長雨の影響で海水の真水含有量が増えとことによる栄養不足に加え、日照りの少なさから天日干し作業に影響が出ていました。

汐鮭・汐鯖

汐鮭(定塩商品)については価格は横ばいに推移し、荷動きは量販店向けを中心に活発に動きました。
汐鯖(定塩商品)については同じく量販店向けを中心に順調に販売が進んでおり、相場は横ばいからやや上昇傾向でした。

ページトップへ