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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2020年10月

鮮魚

月の前半は、新型コロナウイルス感染症による影響が如実に出始め、売上が大きく減少しましたが、後半に関してはGoToキャンペーンの影響でホテル関連等の回復もあり、前年実績の売上15%減、収益10%減程度で推移しました。
鮮魚に関しては、サンマの大不漁により数量・売上共に大幅減となりました、その他に関しては養殖物の単価が軒並み下がったものの販売数量増には繋がらない結果になりました。

冷凍魚

チリ銀の初物搬入により価格が若干の高値となりました。
全般的にGoToキャンペーンの影響もあり、業務ルート(飲食店)向けの消費回復の兆候がありました。但し、新型コロナウイルス感染症の影響により全般的に国内在庫は過剰傾向でした。

加工水産物

年末に向けた引き合いが始まりましたが、各加工メーカーは充分に在庫を持っていたため、今後、国内相場は横ばいで推移すると予想されます。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

マグロに関しては、鮮魚、冷凍どちらも単価的には前年と変わりませんでしたが、注文数は微減で推移しました。

真鯛(天然・養殖)

例年になく天然の鯛は豊漁でしたが、新型コロナウイルス感染症による影響で販売数量は伸びず、ハマチ、カンパチ等も同じ結果で推移しました。
ヒラメに関しては在地量が少なく浜高値で推移しました。

鰯・鯖

鰯は月の後半になり数量が減少しましたが、北海道の大羽イワシ等の入荷は順調でした。
サバに関しては韓国物も出始めましたが、全体的に例年に比べると物量は減少傾向でした。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカに関しては月初めから減少傾向が見られ、大幅な浜値高となり販売数量は減少しました。
剣先イカに関しては、大不漁状況で冷凍物も大幅な数量不足が続いていました。

貝類・うに

国内物の生ウニも各地数量不足と禁漁により、浜値が高値安定で取引されていました。
その他、貝類も全般に浜高値が続き、販売は減少傾向が続いています。

冷凍かれい

新型コロナウイルス感染症の影響が緩和状況の中、カナダ船他の漁獲は堅調に推移、徐々に販売数の増加が見られました。

冷凍鯖・鰆

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、業務ルート向けの海外加工品及び飲食店向けの販売は苦戦していましたが、量販店向けの定塩商品、ラウンド原料等は順調に推移していました。

冷凍えび

インドネシア産のブラックタイガーは年末向けの引合いが強くなり全サイズ共に価格相場の上昇が見られました。インド産は新型コロナウイルス感染症の影響により生産能力は低下していますが、消費減から需要バランスは保たれている状況でした。

ちりめん・煮干・丸干

原料のイワシの水揚げ量に減少傾向が見られ、例年にないほど品薄の状況が続いていました。

汐鮭・汐鯖

量販店向けの定塩商品は順調に推移していました。チリ銀の新物搬入が若干の高値でスタートしたことにより、定塩商品も引っ張られる形で価格相場は増加傾向で推移していました。

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