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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2020年11月

鮮魚

11月の実績は、入荷数量70t(前年比109.2%)、販売金額7,423万円(前年比100.2%)でした。
全般を通じて時化が多く、例年と違い各品物の入荷数量が少なかったため、浜値高が続きました。
販売に関しては、連日の新型コロナウイルス感染症の影響の報道により、加工業者、量販店、ホテル、料理店等の注文が激減しました。
一方、Gotoトラベル等の関係で産地への旅行客が増加しましたが、都市圏の価格相場の動きが悪く、売上数量・売上利益共に大きく低下しました。

冷凍魚

11月の実績は、入荷数量23t(前年比238.2%),販売金額2,585万円(前年比242.1%)でした。
新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要増の影響で量販店ルートは消費増が続いていますが、加工業者の業務用ルートの注文数量は減少が続いています。
今後も新型コロナウイルス感染症の影響には注意が必要です。

加工水産物

11月の実績は、入荷数量15t(前年比133.7%)、販売金額2,481万円(前年比107.0%)でした。
新型コロナウイルス感染症による消費者の巣ごもり傾向の影響で量販店向けの加工水産物が全般的に活発に荷動きしている状況です。
年末の最需要期の消費の動向については不透明ですが、継続して量販店の消費数量は増える見込みです。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

注文数量は減少傾向でしたが、物流は例年と比べて変化が少なく、キハダ等の浜値が若干上がりました。

真鯛(天然・養殖)

例年になく天然鯛の入荷が順調に推移し安値が続いた影響で、養殖鯛の各産地の在池量も多く、浜値が2~3割安で流れたものの、販売数量の増加には繋がりませんでした。

鰯・鯖

鯖の販売価格は全般的に例年より高い相場でしたが、販売数量は伸びませんでした。
鰯は後半に時化が続き、販売数量は不足状態でした。

スルメイカ・剣先イカ

剣先イカ、スルメイカとも全体的に在庫が少なく、浜値高が続いています。販売価格は安値安定でした。

貝類・うに

生うには北海道の時化が影響し、数量は減少しました。
貝類はコロナウイルス感染症の影響で販売価格、販売数量共に上がりませんでした。

冷凍かれい

漁獲は堅調に推移していましたが、相場的にはやや弱含みの傾向でした。
新型コロナウイルス感染症の影響には引き続き注意が必要です。

冷凍鯖・鰆

ノルウェー鯖の水揚げ量は昨年比約30%減少でしたが国内相場は堅調に推移しました。
鰆の漁獲量は減少していますが新型コロナウイルス感染症による影響で業務ルートの販売も新減少しているため、相場は横這いで推移しました。

冷凍えび

ブラックタイガーは春から夏場にかけての価格の調整はひと段落し、国内相場は横這いで推移しました。
バナメイエビについては、インドを中心に先物価格の影響で小中サイズを中心に相場は上昇傾向で推移しました。

ちりめん・煮干・丸干

うるめの記録的な漁獲量の減少により、主に大サイズの相場が上昇傾向でした。
ちりめんの漁獲量は減少傾向が続いています。

汐鮭・汐鯖

定塩鮭は原料に引っ張られる形で価格は上昇傾向で推移しましたが、比較的安値で取引されました。
定塩鯖は新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも量販店向けの販売は順調で、国内相場は堅調に推移しました。

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