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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2021年3月

鮮魚

3月の実績は、取扱数量87t(前年比125.4%)、取扱金額8,829万円(前年比113.7%)で、収益面に関しては昨年度比70%と苦戦する展開となりました。不漁が続いた影響で春先商品の入荷が不足し、鍋物等中心の冬商材の取扱が続きました。新型コロナウイルス感染症の影響で、取扱数量は減少傾向のままでした。高級食材を取り扱う寿司屋等の飲食店が非常に落ち込んでいましたが、量販店はあまり落ち込みなく取引されていました。販売単価は安値が続き、産地相場は高値で推移しました。

冷凍魚

3月の実績は、取扱数量21t(前年比234.1%)、取扱金額2,417万円(前年比222.7%)でした。全般的に量販店向けの商品を中心に荷動きは堅調に推移しました。加工メーカー向けの商品の取引数量に回復傾向が見られました。

加工水産物

3月の実績は、取扱数量10t(前年比84.6%)、取扱金額1,548万円(前年比88.4%)でした。
新型コロナウイルス感染症の影響で給食及び弁当向け等の業務ルートへの販売数量も減少しており、全般的に相場は横ばいで推移しました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生マグロ(養殖)に関しては販売数量販売金額ともに例年通りに推移しました。
冷凍に関しては前年より値上げが続いていますが、取引数量については前年と変わりなく推移しました。

真鯛(天然・養殖)

産地の在池量と新型コロナウイルス感染症の影響により、生食用商品の値動きが悪く、安値安定で推移しました。
例年に比べ魚自体のサイズが大きく、大型スーパーへ直接販売が多かったため、市場関係の販売数量は低調でした。

鰯・鯖

鰯は時化等が多く漁獲量自体が少なかった影響で入荷が少なく、販売数量も減少傾向でした。
鯖は入荷数量も安定しており、販売数量は順調に推移しました。

スルメイカ・剣先イカ

冷凍スルメ等の在庫不足が続いている影響で、産地での相場は高値で安定していました。
量販店等から注文はあったが、目玉商品としての注文であったため商品単価的に釣り合わないものが多い状況でした。

貝類・うに

生うには各産地での数量不足の影響で浜値が高騰したため、寿司屋等の飲食店への引き合いが弱く、販売数量は不調でした。
各貝類関係はほぼ順調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、販売金額及び販売数量は伸びませんでした。

冷凍かれい

新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ需要に回復傾向が見られました。

冷凍鯖・鰆

鯖に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響で消費動向変化もあり、加工業者が取り扱う量販店向け定塩商品用の原料は順調に消費されました。
鰆は、新型コロナウイルス感染症の影響で、給食及び弁当業者向けへの販売が減少していました。

冷凍えび

ブラックタイガーは中小サイズが供給不足からやや強含みの相場にて推移しました。
大型サイズについても業務向け需要を見据えた引合が増加傾向でした。

ちりめん・煮干・丸干

全般的に漁もなく、加工業者向け商品の需要もほとんどありませんでした。

汐鮭・汐鯖

定塩製品については原料高に引っ張られる形で強含み、切り身製品に関しても価格は高値で横這いでした。
定塩サバ関係は原料が順調に消化され、国内相場は堅調に推移しました。

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