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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2021年4月

鮮魚

4月の実績は、取扱数量79t(前年比111.3%)、取扱金額6,882万円(前年比113.7%)でした。新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食店の休業が多く見られ、前年同様注文が少ない状態でした。セリ売を重視した営業を行いましたが商品単価が非常に安く、売上面では昨年を超えるも収益はかなり減少しました。各産地の物量に関しては例年に比べて少なく、浜値は4月を通して高値が続きました。

冷凍魚

4月の実績は、取扱数量24t(前年比292.2%)、取扱金額2,641万円(前年比281.8%)でした。新型コロナウイルス感染症の影響で引き続き飲食店からの引き合いは弱く、量販店中心の取引が続いています。エビに関しては、ブラックタイガー、バナエイエビ等の輸入商品の国内在庫が少なくなり、価格は高値横這いを維持しました。

加工水産物

4月の実績は、取扱数量17t(前年比197%)、取扱金額1,602万円(前年比92.8%)でした。新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食店向け商品よりも量販店向けの定塩製品の方が販売数量が活発で、特に加工業者向け原料は顕著でした。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生、冷凍どちらも昨年末から浜値は高値が続いています。
専門店、寿司屋等が新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言により休業している影響で、販売面は減少しています。

真鯛(天然・養殖)

天然物の物量は昨年よりも少な目だったが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響が大きく、販売単価は安値が続いています。
養殖に関しては浜値が急ペースで上昇した影響で販売数量が減少しました。

鰯・鯖

鰯は例年通り販売数量の動きが悪く回復傾向は見られませんでした。
鯖は各産地共に、数量・単価共に安定していました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカの浜値は高値が続いており、注文分を確保しましたが、スーパー等の対応で厳しい状態となりました。
剣先イカに関しては浜値自体は下がっているが、それ以上に販売単価が安く厳しい状態でした。

貝類・うに

時化により、産地の値段が高騰しているが販売金額は新型コロナウイルス感染症の影響を受け安値でした。
需要に合わせ種類を揃えていましたが、販売単価が安く厳しい状態でした。

冷凍かれい

春の盛漁期に入り需要が回復傾向となりました。
今後、新型コロナウイルス感染症の影響により需要にどのような影響があるか読めない状態です。

冷凍鯖・鰆

ノルウェー産鯖は、新型コロナウイルス感染症の影響による消費動向変化もあり、量販店向け定塩商品の加工業者向け原料は順調に消費され、国内相場は堅調に推移しました。中国産サゴシの新物価格は昨年とほほ横這いでした。

冷凍えび

ブラックタイガーの殻付商品の状況はインド産、小・中サイズの供給不足の影響で国内在庫は不足傾向でした。
4月に入ってから荷動きが活発化し、国内相場は強含みで推移しました。

ちりめん・煮干し・丸干

4月に入り各産地で新漁が始まりました。いかなご漁も終了し、大阪湾のちりめん漁についても同様に新漁の情報が入り始めました。
初物ということもあり、相場は強含みで推移しました。

汐鮭・汐鯖

汐鮭についてはチリ産銀鮭が3月に続き強含みで推移しました。
定塩製品についても原料相場に引っ張られる形で価格は強含みで推移しました。
汐鮭については、引き続き量販店向けを中心に堅調な荷動きとなりました。

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