ホーム > 統計室:市況情報 > 野菜・果実の市況:2021年7月

市況情報

野菜・果実の市況:2021年7月

野菜

 7月の野菜の実績は、取扱数量892t(前年比117.2%)、取扱金額13,626万円(前年比88%)でした。梅雨明け以降の好天で生育が進み、主力品目が需要を上回る供給量となりました。一方で、猛暑及び出荷調整の影響でレタスは月初より供給量が減少しましたが、月末にかけて緩やかに回復しました。 前年は新型コロナウイルス感染症の影響で巣ごもり需要による特需のような形で量販店向けの販売が活発化したが、今年は量販店向けの販売も振るわず、厳しい販売状況となりました。



果実

 7月の果実の実績は、取扱数量246t(前年比98.1%)、取扱金額7,041万円(前年比114.9%)でした。国内果実はやや遅れ気味の出荷状態となった昨年と比べ、一週間程度の前進出荷傾向となりました。主力品目である、西瓜、桃、梨、ブドウ類の入荷が前年を上回り、好天にも恵まれた事や引き続き好調な家庭内消費の影響もあって、安定した相場で推移しました。リンゴ類は昨年と違い産地在庫が多く、比較的安値で販売された為販売量については順調に推移しました。輸入果実はキウイやかんきつ類の販売が順調で、相場展開も安定したままで推移しました。バナナは気温の上昇と共に売れ行きが鈍ったものの弱含み相場で展開し平年並みの販売数量となりました。先月同様に家庭内消費は順調で、夏の贈答需要も重なり強含み相場での推移となりましたが、業務需要については低迷状態が続いており、回復までもう少しかかるように感じました。

                                        





主要品目の市況

白菜(長野県)

 出荷数量が多かった影響で産地からの出荷調整がありましたが、需要が停滞していた為安値が続きました。

人参(青森県)

 猛暑による気温上昇で品質に影響が出たため、需要は減少傾向でした。

すいか(長野県・鳥取県)

 月初より鳥取県産の入荷が順調でしたが、豪雨被害により月末にかけて入荷数量は減少傾向となりました。しかし、中旬以降は長野県産、月末は山形県産の入荷へと問題なく続いたため、品目自体の入荷数量、単価共に安定的に推移しました。

桃(和歌山県・山梨県)

 各産地の前進出荷傾向の影響で7月上旬にピークを迎えやや単価安傾向となりましたが、中旬以降の入荷が減少し、下旬には高値傾向となりました。

ページトップへ