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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2021年10月

鮮魚

10月の鮮魚の実績は取扱数量73t(前年比88.8%)、取扱金額7,654万円(前年比94.1%)でした。各産地共に例年より時化の影響が大きく、浜値は高値上昇が続いたため、集荷量は減少傾向でした。販売に関しては新型コロナウイルス感染症の影響が継続してますが、相対、セリ販売を通し安値が続いていました。

冷凍魚

10月の冷凍魚の実績は取扱数量18t(前年比82.8%)、取扱金額2,181万円(前年比88.6%)でした。輸入冷凍魚は原油の高騰に伴う輸送費の上昇、為替の変動、現地引き合いの影響で相場が上がり、購入、販売価格は徐々に上昇していました。

加工水産物

10月の加工水産物の実績は取扱数量15t(前年比70.8%)、取扱金額1,564万円(前年比85.9%)でした。加工水産物の主要産地であるベトナムの移動制限が緩和された影響で、製品供給量は少しずつ回復傾向が見られましたが、現状では各社共に製品供給が安定していないため、加工水産物については購入、販売価格は高値が続いていました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

冷凍物の取引が中心で、単価は安定傾向、数量は減少傾向でした。生マグロは養殖物が中心で取引されました。

真鯛(天然・養殖)

天然物は例年に比べ漁獲量がかなり減少した為、浜値は高値が続いていました。養殖物は在池量が減少した影響で浜値が上昇傾向となったため、販売数量は減少しました。

鰯・鯖

天候等の影響で鰯・鯖共に不漁となり、入荷量が少なかったため、主に相対中心で取引されました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカは不漁続きの影響で浜値が上昇した為、販売数量も伸びませんでした。剣先イカ、その他のイカ類も同様に販売数量は伸び悩みました。

貝類・うに

北海道方面が赤潮の影響を受けた為、品薄状態でした。

冷凍かれい

現地相場が徐々に上昇しており、カラスカレイ関係の購入、販売価格は上昇が続きました。

冷凍鯖・鰆

ノルウェー産サバ原料の高騰により相場価格の上昇が続きました。鰆は10月から中国物の新物漁が開始したため、国内相場は横這いが続きました。

冷凍えび

ブラックタイガーは、引き続き供給数量が限定的で、現地相場と円安の影響により今後の価格上昇への期待感が強まった事から、相場は高値上昇傾向が続きました。

ちりめん・煮干・丸干

ちりめんの秋漁は、大阪湾産が主に順調であったため、安定した入荷量が続きました。

汐鮭・汐鯖

鮭定塩製品は原料高に引っ張られる形で、浜値は徐々に高値傾向で推移しました。汐鯖については新型コロナウイルス感染症の環境下でも量販店向けの販売が順調でした。

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