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市況情報

野菜・果実の市況:2021年11月

野菜

11月の野菜の実績は、取扱数量1,168t(前年比113.7%)、取扱金額18,864万円(前年比141.0%)でした。温暖な気候と適雨で主力品目の生育が順調に進んだ影響で、キャベツ、大根、白菜は前年の単価は上回ったものの、過去5ヵ年の平均を下回る単価水準となりました。馬鈴薯、玉葱は北海道産の不作傾向から、平年を上回る単価となりました。また中旬までの冷え込みが弱かったため、野菜全般で煮炊き需要は活発化しませんでした。

果実

11月の果実の実績は、取扱数量306t(前年比112.7%)、取扱金額7,784万円(前年比126.1%)でした。新型コロナウイルス感染症の影響力は弱まったものの、業務需要や量販店の販売はほぼ昨年並みとなっており、新型コロナウイルス感染症発生前までの回復とはなりませんでした。
輸出に関しては、徐々に取扱数量が増加傾向となっており、特に天候不良の影響を受けた不作傾向のリンゴ類や柿類などは、月内を通して高値傾向が続きました。下旬頃から年末のギフト需要が始まり、一部品種においては、過去にない高値での販売になりました。主力品目であるみかんについては、極早生種の出荷終了が予想より早かった影響で上旬の入荷量は少なかったものの、早生みかんの出荷が順調になり始めた中旬以降は相場展開も含めて安定的に推移しました。春~夏期の天候不良の影響を大きく受けた品目については入荷数量は少なく、単価は高値傾向でしたが、影響が小さかった品目の入荷数量は多く、単価は安値傾向となりました。

主要品目の市況

白菜(茨木県)

月内を通して潤沢な出回りでしたが、荷動き悪く、販売単価は安値傾向でした。

玉葱(北海道)

異常気象による不作傾向の影響で、平年を上回る販売単価が続きました。

みかん(和歌山県、愛媛県)

極早生種の出荷終了が予想よりも早かったことに加え、早生の着色も若干遅れたことで、上旬の入荷数量は減少したものの、中旬には回復しました。また、高値傾向だった上旬の単価相場が中旬以降も大きく崩れる事はなく、順調に販売されました。

柿(和歌山県、奈良県)

8月における長雨や猛暑の影響により、特に富有柿については不作傾向となりました。さらに、サイズが小玉であることや、キズの多さにより販売単価は上がりませんでした。

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