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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2021年11月

鮮魚

11月の鮮魚の実績は取扱数量74t(前年比106.0%)、取扱金額8,294万円(前年比111.7%)でした。魚種、取扱数量とも前年度と比べ漁獲量が少なかったため、減少傾向でした。新型コロナウイルス感染症も落ち着き始めましたが、影響は大きく残っており、浜値は全体的に高く、海老、蟹、ウニに関しては最高値が続きました。
売上は前年比90%前後が続きましたが、新型コロナウイルス感染症前までの回復とはいきませんでした。
セリに関しても入荷数量が少なく、セリ販売が出来る状態ではありませんでした。

冷凍魚

11月の冷凍魚の実績は16t(前年比70.4%)、取扱金額2,085万円(前年比80.7%)でした。輸入冷凍魚全般において、原油高に伴う輸送費の上昇、為替の変動による価格改定もあり、今後も現地相場の高値傾向が予想されます。

加工水産物

11月の加工水産物の実績は18t(前年比118.0%)、取扱金額2,163万円(前年比87.2%)でした。海外加工水産物においては、ベトナム、中国が新型コロナウイルス感染症の拡大でロックダウンした事による影響で、輸入量が激減しました。特に中国は、北京オリンピックに向け対策を行っており、一人でも感染者がでれば工場閉鎖をしている状況でした。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生マグロは浜値の上下が激しく相場が安定していない状態でした。冷凍マグロは、昨年末より購入、販売価格は高値傾向が続いていました。

真鯛(天然・養殖)

例年と違い、天然鯛は入荷量が少なく、養殖鯛は浜値が20%ぐらいの値上げとなっており、産地の在池量は夏より減少傾向でした。

鰯・鯖

時化の影響で鰯は極端に漁獲量が少なく、入荷のない日もありました。鯖に関しても同様に漁獲量自体は少ないものの、入荷数量は安定していました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカは全般的に、浜値は高値傾向でした。剣先イカは入荷量が少ない状況でした。

貝類・うに

北海道の漁がほとんど行われていない影響で、全般的に浜値が高くなっており、品薄状態が続いていました。

冷凍かれい

生産者が効率のよいラウンド(未加工)製品の生産を行う為、日本向けのドレス(加工)製品の生産比率が下がり、日本市況は、相場は高値傾向が続くと予想されます。

冷凍鯖

ノルウェー産鯖は、漁獲量が減っており、年明けからサバ加工品全般において、相場は高値が予想されます。

冷凍えび

現地相場は円安の影響により先高感が強くなり、国内相場は高値傾向でした。

ちりめん・煮干・丸干

ちりめんは天候等の事情により、岩屋や大阪湾以外漁にでられず、入荷が無い状態でした。

汐鮭・汐鯖

量販店ルート向け定塩商品の販売は順調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響で、今後も入荷量の激減が不安視されています。

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