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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2023年4月

鮮魚

4月の実績は、取扱数量29t(前年比45.3%)、取扱金額4,107万円(前年比57.7%)で推移しました。浜値高の影響もあり、例年と異なり鮮魚全体で、需要の減少による集荷量の減少及び量販店における販売力の低下が見られました。相対取引における集荷についても同様に、浜値高の影響から、販売減少に大きく影響しました。

冷凍魚

4月の実績は、取扱数量20t(前年比102.5%)、取扱金額2,923万円(前年比117.7%)で推移しました。サワラ・サバの不漁により、原料価格は強含みで推移しました。しかし、海外加工場の供給体制が正常化したことにより、供給量が増加し、安価な製品案内が可能となったことから、製品価格としては、横這いからやや弱含みで推移しました。

加工水産物

4月の実績は、取扱数量12t(前年比34.1%)、取扱金額1,418万円(前年比81.7%)で推移しました。原料価格上昇による需要の減少を受け、取扱数量・金額とも減少したものの、各社新年度を迎え、春需により荷動きが回復したことから製品価格は、堅調に推移しました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生マグロ:国産及び輸入製品共、大型サイズが少なく、高値で安定しました。
冷凍マグロ:海外からの引き合いが強いため、相場が安定せず、入荷量が減少しました。

真鯛(天然・養殖)

天然:春需で需要が増加するも、漁獲量が安定しないことから高値が続きました。
養殖:全般的に価格は安定していましたが、小型・特大サイズの流通は減少しました。養殖に係る経費が上昇していることから、今後の相場に影響が生じると予想されます。

鰯・鯖・鯵

鰯:漁獲量が減少し、流通量がほとんどない状況でした。
鯖:漁獲量が減少し、各サイズの流通量が減少しました。
鯵:流通量極少量のため、例年と比べものにならない高値相場となりました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカ:漁獲量が減少し、流通量がほとんどない状況のため、例年と比べものにならない高値相場となりました。
剣先イカ:海水温度の上昇と時化の影響から例年の入荷時期より遅れる状況となりました。

貝類・うに

時化の影響から、高値相場となり、需要が減少したことから、集荷量に大きく影響しました。

冷凍かれい

前月に続き、原料価格はやや強含みで推移しました。しかし、高値疲れの影響により様子見の姿勢が強く、販売鈍化の傾向があったため、需要の減少に伴い、製品価格は横這いで推移しました。

冷凍鯖・鰆

冷凍鯖:国産サバの不漁の影響で、国内在庫は品薄状態となり、価格は横這いからやや強含みで推移しました。
鰆:韓国産・中国産共に水揚げが少なく、価格は横這いから強含みで推移しました。

冷凍えび

ブラックタイガー:春需のため、引き合いが強まることが予想され、価格は強含みで推移しました。
バナメイエビ:量販店・飲食店等に販売意欲が強まったことから、価格は高値のまま推移しました。

ちりめん・煮干・丸干

5月から大阪湾と淡路島でのちりめん漁が開始されることになりました。ヒネが完売となったことで、価格は高値のまま推移しました。

汐鮭・汐鯖

汐鮭:原料価格の上昇により安値販売が減少したことで、価格は横這いから強含みでへ推移しましたが、その後、弱含みへ戻りました。
汐鯖:基本的に価格は堅調で推移しておりましたが、今後は為替の動向次第では弱含みにも推移する予想となりました。

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