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市況情報

野菜・果実の市況:平成21年 10月 市況情報

野菜

(入荷動向)10月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、天候に恵まれ入荷は前年に比べ102%(入荷量1,946t)と若干増となった。品目別には、大根・キャベツ・白ねぎ・にら・ブロッコリー・きゅうり・トマト・ピーマン・生しいたけ・松茸・えのき茸・しめじ・洋にんじん・さつま芋等は前年を上廻った。又、白菜・ほうれん草・青ねぎ・なす・ごぼう・なんきん・じゃが芋・玉ねぎは前年を下廻った。
(価格動向)総体的に9月以降の天候が順調に推移した為、価格的には前年に比べ86%と消費停滞も重なり低調な販売となった。品目別には、ほうれん草・青ねぎ・なんきん・じゃが芋・玉ねぎは前年を上廻ったが、大根・白菜・キャベツ・白ねぎ・にら・ブロッコリー・きゅうり・なす・トマト・ピーマン・生しいたけ・松茸・えのき茸・しめじ・ごぼう・キャベツ等は前年を下廻った。従って、売上高は前年に比べ88%と1割強の減となり低調な販売で終了した。

果実

(入荷及び主要品目)本年の秋果実は9月までの大きな気象災害もなく順調な生育であったが、台風18号以降品質低下及び入荷のバラツキが見られた。その様な中、みかんは表年という事もあり前年の入荷を上廻ったが、りんごは早生・中生種の生育が早く晩生種との間に谷間が出来たため、前年を下廻った。柿は種なし柿を中心に増加。ぶどう類は前年並み。メロン類は前年を1割上廻った。いちじくは台風の影響により半減となった。
輸入品においては、バナナ・柑橘類共ほぼ前年並みであった。
(消費動向及び価格)輸入果実は昨年ダイエットブームの中、バナナが高値で取引されたが、今年はその影響もなく価格は前年に比べ59%と約半値となった。この事に象徴されるように現在の果実には消費者にアピールする材料に欠け、体に良い事とわかっていても嗜好品や贅沢品といった位置づけから買い控えられ景気の先行不透明感も相まって果実の消費は大きく低迷した。その結果みかんは表年であったものの、入荷8%増に対して価格は前年の86%(㎏当たり121円)、りんごにおいては入荷が前年に比べ91%(入荷量119t)でありながら単価も前年に比べ90%(㎏当たり201円)、柿はまだ季節感があり健闘したものの単価は前年に比べ97%(㎏当たり470円)、いちじくにおいては数量が半減したにもかかわらず単価は前年に比べ70%(㎏当たり365円)で終了した。
総体的に入荷量は719tで前年と比べると100%。売上金額は前年に比べ89%。単価はkg当たり174円で前年に比べ89%と過去5年間で見ても最も低い価格水準で終了した。

主要品目の市況

大 根

主力3県の他に茨城県・北海道・千葉県産の販売であった。9月以降は天候に恵まれ豊作型となり、入荷は前年に比べ132%(入荷量178t)と大幅増となった。価格的には気温が高かった為に消費も伸びず前年に比べ54%(kg当たり53円)と半値近い大幅安値で推移した。

白 菜

主力2県の他に兵庫・大分県産の販売であった。
入荷は前年に比べ78%(入荷量135t)と2割強の減少であったが、価格的には大根同様気温が高かった為に消費が伸びず前年に比べると55%(㎏当たり44円)と半値近い大幅安値で終了した。

キャベツ

主力3県に、岡山・愛知県産の販売であった。入荷は前年に比べ118%(入荷量272t)と2割弱の入荷増となったが、価格的には前年に比べ78%(kg当たり62円)と低調な販売で終了した。

みかん

台風18号がもたらした大雨により中旬以降、食味、棚持ち共悪くなりみかんの消費は極単に低迷した。入荷は表年ではあったが、8~9月の干ばつによりS級以下が多く、数量はさほど多くなかったがその小玉が単価低迷により拍車をかけた。入荷量は186tで前年に比べ108%、㎏当たりの単価は121円で前年に比べ86%で終了した。

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