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市況情報

野菜・果実の市況:平成23(2011)年3月  市況情報

野菜

(入荷動向) 3月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、曇天と低温気味で推移したため、入荷は前年に比べ97%(入荷量1,706t)と若干減少した。
品目別には、大根・ほうれん草・青ねぎ・にら・ブロッコリー・きゅうり・なす・ピーマン・しめじ・ごぼう・なんきん・玉ねぎなどは前年を上回った。また、白菜・キャベツ・白ねぎ・トマト・生しいたけ・えのき茸・洋にんじん・さつま芋・じゃが芋などは前年を下回った。
(価格動向)入荷は前年より若干減少したが、東日本大震災及び福島原発事故の影響で葉物中心に消費が伸びず、価格は前年に比べ95%(kg当り200円)と安値で推移した。
品目別には、大根・白菜・キャベツ・しめじ・洋にんじん・さつま芋・ごぼう・じゃが芋は前年を上回った。また、ほうれん草・白ねぎ・青ねぎ・ブロッコリー・きゅうり・なす・生しいたけ・えのき茸・なんきん・玉ねぎは前年を下回った。
従って、売上高は入荷減にもかかわらず消費が伸びず前年同期に比べ93%と低調に推移した。

果実

東日本大震災の発生により青果物も多くの影響を受けた。果実は青森県産のりんごが出荷できないなどの理由で入荷数量がいちじるしく減少した。イチゴ・柑橘類は西日本産が中心だったため、大きく影響を受けなかったが、今後、原発事故の問題も含めどのような影響を受けるかは予測できない状況である。
(産地及び入荷状況)りんごは震災以降、運送や道路事情により入荷が減少した。柑橘類は残量が少なく、ハッサクだけが前年に近い入荷だったが、みかん・デコポンは半減した。イチゴは前年並みの入荷でキーウィ・アールスメロンは2割減少した。輸入品はバナナが若干減少した。柑橘類は、レモンを除き入荷が減少した。輸入品は、今後、原発事故の問題から出荷が制限され、さらに入荷が減少すると思われる。
(価格及び消費状況)柑橘類は全般的に価格が高かった。イチゴは前年並み、りんごは前年単価を下回った。キーウィ・アールスメロンは業務需要もあって相場は高値で推移した。輸入品はバナナこそ前年を上回ったが、柑橘類やパインは昨年を下回った。目新しい品目がなく、果実全体に消費の頭打ち傾向が見られる。
このような状況の中、総体入荷量362tで前年に比べ80%、売上高は前年に比べ94%、kg単価は355円で前年に比べ118%で終了した。

主要品目の市況

大 根

主力3県の他に福岡・岡山県産の販売だった。入荷は前年に比べ104%(入荷量183t)と若干増加したが、気温が低温気味で推移したため、価格は前年に比べ110%(kg当り75円)と順調な販売で終了した。

白 菜

主力3県の他に、福岡・岡山県産の販売だった。入荷は前年に比べ95%(入荷量149t)と少なかったが、価格は寒さのため前年に比べ152%(kg当り102円)と大幅な高値で終了した。

キャベツ

主力3県の他に徳島県産の販売だった。入荷は前年に比べ86%(入荷量123t)と少なかったが、価格は前年に比べ103%(kg当り97円)とまずまずの販売で終了した。

デコポン

九州産が一部貯蔵品を除き入荷が終了したため、四国産が中心となった。農協も個選が多く品質にバラツキが見られた。
入荷量は昨年の半分程度で単価は昨年の3割高で推移した。

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