鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成23年 7月 市況情報
青物関係の入荷は順調に推移し、近海物も旬のハモを中心に入荷があった。市況は、気温が高いため刺身物の動きは良かったが、焼物用が悪かった。
輸入水産物全般に原料高になっており、荷動きは鈍かった。
今後も原料高は続くと予想されます。
加工品は、湯引ハモなどの夏商材が少し動きを見せているが、焼物はほとんど動きがなかった。原料もほとんどの商材が上げの傾向で、製品も値上げせざる得ない状況です。
主要品目の市況
マグロ |
キハダマグロは入荷が少なく、バリ・ミクロネシア産などの主力が無いため相場は高かった。 |
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ア ジ |
平アジは山口・長崎方面から入荷し、中旬から下旬にかけて北陸方面中心の入荷だった。型は350g物が少なく高値で推移した。 |
スルメイカ |
青森・岩手方面中心の入荷で、型は25杯入~30杯入中心の入荷だった。 |
サ バ |
千葉・神奈川方面主体の入荷で、型は600g~800gの大型が中心だった。天候不順もあり入荷は安定せず、相場は高値で推移した。 |
冷 凍 サ バ |
ノルウェー産は、試験操業の結果、小型サイズ中心の予想です。 |
冷 凍 イ カ |
輸入イカ全般に品薄感が強く、単価は大幅に上げ傾向だった。 |