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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成25年 5月  市況情報

鮮魚

マグロは、品物は良品が少なく、品薄状態で価格は高値相場だった。
青物・赤物は、入荷が順調だったが、時期的に子を持っており、脂乗りと身質共に悪い品物が多く、価格的には安値相場だった。

冷凍魚

輸入品は、急激な為替の変動により輸入コストが上がり、相場は強含みで推移した。

加工水産物

鮭関係は、前月から変わらず原料高で、製品も値上げ傾向が続いている。
商材もほとんどが輸入原料なので、円安が続き値上げ傾向に拍車をかけている。

主要品目の市況

マグロ

生キハダは、入荷量が少なく相場も高めだったが、品質が悪いことが多かったため、値の方は安かった。
冷凍に関しては、ゴールデンウイーク終了と同時に売上が止まり、相場も安かった。

ア ジ

丸アジは、紀州方面に期待したが漁模様が悪く、九州、四国方面中心の入荷だった。真アジは、九州・四国・日本海方面からで入荷で漁は順調だったが、相場的には安値で推移した。

スルメイカ

時期的に、型は中小型(25~30杯入)で、山陰から北陸・新潟方面中心の漁だった。上旬から中旬にかけては、シケなどで上げ相場だったが、下旬にかけては新潟方面中心の漁で下げ相場で推移した。

サ バ

九州方面は少なく、千葉・静岡・三重方面中心の漁だった。今の時期は特に子を持ち、脂も少なく身も悪くなり売行きが悪かったが、瀬戸内の品物はわりと質が良かったが数量が少なかったため高値で推移した。

冷凍サバ

ノルウェー産のサバは、端境期で大型サイズ(600gアップ)は非常に品薄になっている。価格的には強含みで推移している。

冷凍イカ

端境期ではあるが、鮮魚の入荷が始まり相場は持ち合いだった。

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