鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成25年 11月 市況情報
今年は、暖かい日が続き、刺身系の魚の動きが良かった。逆に鍋物系の魚の売れ行きが今ひとつだった。これから寒くなってくると、鍋物関係の動きが良くなってくると思われます。
為替の影響で、他国に買い負け状態が続き、相場が徐々に上がっている。
国内は、末端価格がなかなか上がらず、荷動きは出庫べースにとどまり悪かった。年末に向けて、カニ・エビなどの相場が昨年より高くなると思われます。
塩数の子などの年末商材の荷動きが、年々遅くなっている。今年は昨年以上で、11月は殆んど動きがなかった。鮭鱒関係は、相変わらずの高値相場で推移し、製品の動きが悪かった。
主要品目の市況
マグロ |
冷凍キハダは、インド洋・台湾中心の入荷だった。入荷量は順調で品質も良く、相場は安定傾向だった。 |
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ア ジ |
平アジは、日本海中心の漁で、丸アジは、四国方面中心の漁だった。相場は、平アジでkg当たり1,400円~100円で、丸アジはkg当たり700円~400円といった価格で推移した。 |
スルメイカ |
今年は、青森方面の漁模様が悪く、浜相場が例年に比べても一箱当たり2,000円を切ることがなかった。型的には一箱25匹~20匹入りの大型サイズになってきた。 |
サ バ |
前半は、三陸・千葉方面中心の入荷だった。型的にも一箱(5kg入)で6匹~7匹入の大型中心だった。後半は、時化などで三陸方面の漁がなくなり、九州方面の漁に変わってきた。 |
冷凍サバ |
ノルウェー産サバは、サイズが小さく市場が販売する600gアップは殆んどなく、ないもの相場になっている。今年は、国産サバの販売がメインになっている。 |
冷凍イカ |
スルメイカは、漁が遅れ昨年より漁獲量が少なかった。また、大型サイズにおいては、特に少ない状況だった。価格は昨年より高値で推移している。 |