鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成26年 1月 市況情報
上旬から中旬にかけて、全国各地がシケ含みの影響により、入荷量が少なかった。
正月明けで市況は悪かったが、浜価格はしっかりしていた。中旬から下旬にかけては、天候も良くなり青物・一般関係の品物も順調に入荷した。
全般的には例年に比べ売れ行きが悪かった。
輸入冷凍魚は、世界的水産物需要の増加及び為替の影響で高値で推移した。
エビは、クリスマス・旧正月の需要が終わり、価格的に上げが止まったが、端境期のため国内相場は高値持合いだった。
鮭関係の相場が高く、特にチリ産の養殖銀鮭の高騰がきつく、1ヵ月でキロ50円以上値上がりしている状況だった。
相場に関しては、春先まで高値推移の見込みです。
主要品目の市況
マグロ |
冷凍キハダの入荷はインド洋、太平洋海域中心で、年明けということもあり、相場は下げ傾向だった。 |
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ア ジ |
丸アジは、四国方面中心の漁だったが、型的には中小型だった。 |
スルメイカ |
年明けで北海道・青森方面の漁から九州方面中止の漁に変わってきた。 |
サ バ |
年末から年始にかけても、九州方面の漁が少なく千葉方面の漁だった。 |
冷凍サバ |
ノルウェーサバは、新物が入荷しているが、大型サイズのアソートは非常に少なく、600グラムアップでキロ800円、400~600グラムでキロ400円と過去最高値になっている。 |
冷凍イカ |
スルメイカは、ヤリイカとも鮮魚入荷が少なく高値持合だった。 |