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市況情報

野菜・果実の市況:平成28年8月

野菜

8月の野菜は価格が高騰した前年同月に比べ、特に葉茎菜類での単価安が目立った。長野、群馬県産が主力の白菜、キャベツ、レタス類は両産地からの潤沢な出荷の為、月平均単価が前年より3割以上下回った。北海道産の馬鈴薯、人参、玉葱は相次ぐ台風が上陸し、供給量は減少し、下旬に向けて価格は上昇した。胡瓜、茄子、ピーマンなどの果菜類はなりづかれ、法蓮草は高温の影響で出荷量が落ち込み、価格相場も回復基調となった。野菜全般では、主力品目の供給量が潤沢となり、高値であった前年同月よりも単価安で終了した。

果実

本年度8月においては、各品目とも出荷量が多かった。
桃は、7月期に前進化傾向となっていた為当初は少ない出荷が予想されていたが、長野県産の中生種が高温で生育遅れとなり、盆重要期に潤沢な供給があった。

主要品目の市況

玉葱

台風の影響で被害がでた北海道産は供給量が減少し、又、兵庫県産もベト病等の影響で平年より供給量は2割前後減少した。価格は、前月に引き続き高値基調となった。

キャベツ

群馬、長野県産とも生育が良く順調な出荷が続き、前年を大きく下回る価格で販売した。

トマト

上旬から中旬にかけては各地天候にも恵まれ豊作型、潤沢な入荷の中、価格は低迷し、下旬以降は台風の影響を受け数量は減少し、価格は回復した。

すいか

山形・長野県産ともに安定した出荷あり。気温も高く順調な販売ができた。

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