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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成28年10月

鮮魚

全体的に漁少なく、市況強い

冷凍魚

凍魚は全般的に品薄傾向です。

加工水産物

年末にかけて、塩干商材は、原料事情が全般的に悪く、国内は水揚げ不振、海外は為替が円安のため買い負けなどなど、商材全般に価格を上げないと厳しい状況です。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生キハダマグロ・・・入荷少なく、昨年に比べて相場強い状態が続いています。

冷凍キハダマグロ・・・搬入量少なく、相場強い

真鯛(天然・養殖)

天然真鯛・・・漁少なく、相場強い」

養殖真鯛・・・入荷は順調ですが、浜値は強く、相場は浜値高、消費地安の展開です。

鯵・鯖

あじ・・・九州から紀州産中心の入荷

鯖・・・入荷あるも、小型サイズ中心。大型サイズ少なく、相場は入荷少なめのため強含みに

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカ・・・各地とも漁少なく、入荷少なく相場高騰。 冷凍原料驚きの価格で、当分下がる要素がありません。

剣先イカ・・・長崎~山口産中心で、そろそろ終漁の雰囲気です。入荷少なく相場強い。

貝類・うに

全国的に2枚貝の漁獲が少なく、入荷少なく相場強い。
うにも、時化が多く、入荷少なく相場強含みでした。

冷凍カレイ

カラスカレイは、、次の搬入分の価格がアップすることが判明した為、国内在庫の取り合いになっています。

冷凍鯖・鰆

ノルウェー産鯖の新物の価格が昨年より高く提示されており、国内ではヒネ在庫の荷動きが活発になっています。

冷凍エビ

年末に向けて、拡販される天然有頭海老、養殖ブラックタイガーは、水揚げ少なく、価格はやや強含みです。
また、ロシア産ナンバンエビも相場やや強含みです。

ちりめん・煮干・丸干

国産ちりめんは、在庫も少なくなり、相場はしり上がりに上昇しています。
一方の輸入ちりめんは、今年は漁が悪く、各産地とも価格高騰のため殆ど輸入がない状況です。
煮干しは、広島、香川、愛媛県産中心の入荷で、価格もkg1,300円前後中心の荷動きです。

汐鮭・汐鯖

鮭は、輸入物は、チリ銀、アトラン、トラウトとも入荷が少なく、相場高騰気味です。
天災等の影響で、出荷量がすぐに回復するめどはなく、しばらく相場強い状況が続きそうです。
秋鮭は、前年の半分程度と大不漁でした。汐鮭の新巻鮭も、いくらも、相場高騰のため、販売に苦戦しそうです。

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