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市況情報

野菜・果実の市況:平成30(2018)年9月

野菜

9月の野菜は、上旬に上陸した台風21号により主力品目の生育に大きな影響を与え、特に果菜類はその後の曇雨天も生育の停滞の原因となり、トマト、ピーマン、茄子、胡瓜などは、前年を上回る価格での推移となった。
又、9月6日の北海道での地震では、鉄道などの輸送網が不通となった為、大根、玉葱、馬鈴薯、人参の相場価格も上昇し、前年単価を上回る高値推移となった。
野菜全般に台風や雨、曇天の影響の為不作となり、入荷量が減少し、野菜全体の単価も前年より3割近くの高値での動きとなった。

果実

9月の実績においては、販売金額6,103万円(前年比74%)、入荷数量238t(前年比73%)であった。本年度7~8月における異常な気温の上昇や、9月の台風や地震の影響が大きく、入荷量は減少した。
夏果実においては、基本的に前進化傾向となり、西瓜や桃、梨類などの入荷は8月寄りとなり、9月中旬頃より減少していった。ぶどう類についても、ハウス栽培の前進化出荷、露地栽培は8月の高温により着色遅れや高温障害の発生が見られた。
極早生みかんについては、スタートは順調であったが、日照不足や台風の影響で、下級品や腐敗果の発生が増えた。また、食味にも悪影響を与え、数量・単価ともに昨年を下回った。
りんご類では、主力品種であるつがるの小玉傾向や生産量の減少化の為、入荷量は減少した。また、台風の影響で輸送に支障が発生した為、数日間の入荷・販売はマイナスとなった。
兵庫県産がメインのいちぢくについても、日照不足の影響が大きく、昨年度の半分以下の入荷となり、切り上がりも早くなった。

主要品目の市況

人参

主力産地の北海道での地震の影響の為、輸送での混乱や北海道の天候不順などで不作傾向が強まり、前年の2倍以上での単価で推移した。

胡瓜

全国的に、長雨、日照不足により、数量は大幅に減少、価格は3割高の結果となった。

みかん

主力産地の和歌山県産については、台風の影響で倒木や果実落下等の発生があり、出荷は減少となった。また、下級品や腐敗果の発生が増加し、単価安の原因となった。

つがる

異常気象の影響で、各産地ともに計画より下回る出荷となった。8月の高温の為、日焼け果の発生が目立ち、下級品が多く、小玉果傾向も重なった事や台風の為、輸送に支障が出た事が原因と考えられる。

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