野菜・果実の市況:2024年7月
7月の実績は、取扱数量470t(前年比82.6%)、取扱金額9,629万円(前年比92.5%)でした。
上旬においては、野菜全般的に入荷数量増でしたが、高温の影響から消費が伸びず厳しい販売となりました。中旬以降は天候不順の影響を受け、果菜類中心に入荷減となった為、取引価格は、高値で推移しました。
7月の実績は、取扱数量163t(前年比101.1%)、販売金額5,805万円(前年比96.8%)でした。
全国的な猛暑の影響を受け、果物も発育不良となり、入荷数量減の単価高で推移しました。輸入果物については、引き続き円安傾向の影響を受け、数量減の単価高で推移した為、苦しい販売となりました。
主要品目の市況
大根 (北海道他) |
潤沢な出回りで荷動きが悪く、安値相場で推移しました。 |
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胡瓜 (徳島県) |
天候の影響を受け、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |
桃 (和歌山県・山梨県・長野県) |
近年の節約志向のため、ギフト需要での販売数量が伸びず販売金額の減少につながりました。また、発育時期の急激な気温上昇のため、出回り品も少ないことから入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |
西瓜 (鳥取県・石川県・山形県) |
月内は、安定的な出回り量で推移し、猛暑の影響で好調な販売であったため、入荷数量増の単価高で推移しました。 |