野菜・果実の市況:2024年10月
10月の実績は、取扱数量500t(前年比96.1%)、取扱金額11,413万円(前年比92.6%)でした。
野菜全般的に、取扱数量が減少し、単価高で推移しました。白菜、キャベツなどの重量野菜やトマト、きゅうりなどの果菜類は、天候の影響を受け出荷数量が増加しなかったことから、価格は堅調な価格相場で推移しました。
10月の実績は、取扱数量122t(前年比87.3%)、販売金額6,158万円(前年比98.5%)でした。
前年同月と比べ気温が高く、農産物の発育に影響があり、果物の主力品目の品質低下や流通量減少につながり、入荷数量減で推移しました。 輸入果物については、円安傾向であったため、販売価格が高値で横這いとなり販売に苦戦する傾向でしたが、外食産業におけるインバウンド需要の消費拡大の影響から持直し傾向となりました。
主要品目の市況
トマト (熊本県他) |
気候の変動の影響を受け、流通量が減少し単価高で推移しました。 |
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人参 (北海道他) |
太物(2L)中心になり、需要規格から外れているため、厳しい販売となりました。 |
みかん (和歌山県・愛媛県) |
地球温暖化の影響を受け、品質不良の個体が多く、流通量が減少し入荷量減少で推移しました。 |
林檎 (青森県・長野県) |
発育時に気候の変動の影響を受け、流通量が減少し入荷量減少で推移しました。 |