野菜・果実の市況:平成23(2011)年2月 市況情報
(入荷動向) 2月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、1月以降の寒さと小雨の影響で入荷は前年に比べ98%(入荷量1,604t)と若干減少した。
品目別には、大根・にら・きゅうり・なす・しめじ・ピーマン・洋にんじん・なんきん・玉ねぎなどは前年を上回った。また、白菜・キャベツ・ほうれん草・白ねぎ・ブロッコリー・レタス・トマト・生しいたけ・えのき茸・さつま芋・じゃが芋は前年を下回った。青ねぎは、ほぼ前年並みで推移した。
(価格動向)寒さと天候不順により、価格は前年に比べ103%(kg当り228円)と好調に推移した。
品目別には、大根・白菜・キャベツ・ほうれん草・青ねぎ・にら・ブロッコリー・レタス・洋にんじん・さつま芋・じゃが芋などは前年を上回った。また、白ねぎ・きゅうり・なす・トマト・えのき茸・しめじ・なんきん・玉ねぎは前年を下回った。生しい茸はほぼ前年並みで推移した。
従って、売上高は前年同期に比べ100%とまずまずの販売で終了した。
(産地及び入荷状況)みかんは裏年と前進出荷のため、入荷は前年の半分以下だった。中晩柑類も伊予柑が前年の56%、デコポンが78%、ハッサクが61%で柑橘類はすべて不作傾向だった。りんごは産地在庫が多く前年を1割上回る入荷だった。いちごは寒波のため生育が進まず着色が遅れ、前年の80%と大幅な減少になった。干柿は昨年が不作だったため前年の倍以上の入荷だったが、キーウィは前年の85%、アールスメロンは71%と大きく減少した。輸入品はバナナが世界的な需要の増加から2割減少し、柑橘類はレモンこそ前年の130%だったが、グレープ・オレンジは減少した。
(価格及び消費動向)柑橘類はみかんの単価が前年に比べ238%(kg当り279円)を筆頭に、伊予柑が前年に比べ176%(kg当り262円)、デコポンが159%(kg当り404円)ですべて前年を上回った。単に入荷が少なかっただけでなく、内容(食味)が良かった事も原因と思われる。りんごは逆に内容(食味)、品質(着色)が悪く単価こそ前年並みだったが、品物の動きが鈍かった。いちごは入荷数量が少なかったが、店頭価格が決まっており、価格は伸びず前年の108%だった。あんぽ柿は寒さに助けられ前年並み、キーウィは約2割、メロンは3割とそれぞれ高値だった。輸入品はバナナが前年並み、柑橘類はレモンの品質の悪さから、グレープは寒すぎたため共に価格が下がった。
このような状況の中、総体入荷量343tで前年に比べ71%、売上高は前年に比べ93%、kg単価は352円で前年に比べ130%で終了した。
主要品目の市況
大 根 |
主力3県の他に福岡・長崎県産の販売だった。入荷は前年に比べ119%(入荷量182t)と増加したが、寒さのため消費が増え価格は前年に比べ112%(kg当り77円)と好調な販売で終了した。 |
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白 菜 |
主力3県の他に、福岡・長崎・愛知県産の販売だった。入荷は前年に比べ81%(入荷量116t)と2割減少したが、価格は寒さのため鍋商材としての消費が伸び、前年に比べ147%(kg当り81円)と好調な販売で終了した。 |
キャベツ |
主力3県の他に岡山・徳島県産の販売だった。入荷は前年に比べ95%(入荷量103t)と若干減少したが、価格は前年に比べ129%(kg当り151円)と好調な販売で終了した。 |
みかん |
1月と同様に入荷が少なく高値で推移した。生産量が少ない上に前進出荷され、更に少ない貯蔵みかんは各市場の引き合いが強く、入荷は前年の40%にとどまった。月末に気温が上がったことにより、品質が低下し少し売れ行きが鈍ったが、単価は前年の倍以上となり、kg単価は279円と高単価で終了した。 |




















