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市況情報

野菜・果実の市況:平成23(2011)年4月  市況情報

野菜

(入荷動向) 4月の主要品目(トマト・キャベツ・きゅうり)は、天候に恵まれ入荷は前年に比べ102%(入荷量1,695t)と若干増加した。品目別には、大根・白菜・ほうれん草・白ねぎ・ブロッコリー・にら・きゅうり・なす・トマト・ピーマン・しめじ・洋にんじん・玉ねぎなどは前年を上回った。また、レタス・キャベツ・えのき茸・生しい茸・たけのこ・なんきんは前年を下回った。なお、ごぼうは、ほぼ前年並みで推移した。
(価格動向)総体的に適度の雨と晴天で生育は順調となり入荷は前年より若干増加したが、価格は東日本大震災の影響を受け消費が伸びず前年に比べ73%(kg当り188円)と大幅に下落した。品目別には、たけのこ・洋にんじん・ごぼう・キャベツ・じゃが芋と土物関係は前年を上回った。また、大根・白菜・キャベツ・ほうれん草・白ねぎ・青ねぎ・にら・ブロッコリー・レタス・きゅうり・なす・トマト・生しい茸・えのき茸・しめじ・なんきんなどの果菜類・洋菜類・菌茸類の価格は軒並み下落した。
従って、売上高は前年に比べ75%と低調な販売で終了した。

果実

(入荷及び産地状況)主力となるいちごは、前年を1割ほど上回った。今年は各産地共にそろって入荷があり、昨年見られた産地間のバラツキは少なかった。りんごはサン富士の残量が多く1割以上の増加だった。すいかは寒さのため生育が遅れ2割以上の減少、柑橘類も残量が少なく昨年の半分以下の入荷だった。メロンは東日本の贈答需要が伸びず、入荷は前年を上回った。国産キーウィは少ない上に前進出荷されたため入荷は昨年の半分以下だった。輸入品はバナナが世界的な需要過多のため単価が高騰し、販売量は3割以上減少し、キーウィは国産が早く切り上がったことにより倍増、柑橘類はグレープが前年以上と健闘したものの、レモン・オレンジは業務需要の低迷により大きく落ち込んだ。
(価格及び消費動向)いちごは売価設定が決まっていることもあり前年並み、りんごは入荷の増加もあり1割~2割の安値、すいかは昨年より大玉だったため昨年より1割の高値、柑橘類は今年も5割以上の高値、アールスメロンは数量の増加により2割の安値、キーウィは引き合いが強く4割の高値だった。
輸入品は、バナナが入荷の減少により2割りの高値、キーウィは産地相場が安いことから2割りの安値、柑橘類は入荷が少なかったものの総じて前年並みだった。
このような状況の中、総体入荷量341tで前年に比べ80%、売上高は前年に比べ96%、kg単価は349円で前年に比べ120%で終了した。

主要品目の市況

トマト

主力2県の他に高知県産の完熟トマトの販売だった。入荷は前年に比べ135%(入荷量44t)と大幅に増加したが、価格は他の果菜と同様前年に比べ57%(kg当り228円)と大幅な安値で推移した。

キャベツ

主力3県の他に、徳島・熊本・鹿児島県産の販売だった。入荷は前年に比べ98%(入荷量184t)と若干減少したが、価格は前年の大幅な高値に比べ前年比は43%(kg当り73円)と半値以下の安値で終了した。

きゅうり

主力3県の他に奈良・宮崎県産の販売だった。トマト・なす同様生育は順調で入荷は前年に比べ110%(入荷量113t)と1割の増加だったが、価格は前年に比べ51%(kg当り158円)と前年の半値で推移した。

いちご

上旬から中旬は各産地、各品種共前年をやや上回る出荷だったが、単価は昨年並みを維持した。下旬は数量が減少する中相場も持ち直し、最終的には入荷が1割多く単価は昨年並みだった。気温もあまり高くなく品質は安定していた。

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