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市況情報

野菜・果実の市況:平成23(2011)年6月  市況情報

野菜

(入荷動向) 6月の主要品目(きゅうり・トマト・キャベツ)は、春物から高冷地物に切り替わり、東日本大震災による茨城県産の入荷減と梅雨の影響のため、入荷は前年に比べ92%(入荷量1,629t)と減少した。
品目別には、にんじん・白ねぎ・にら・レタス・なんきん・じゃが芋などは前年を上回った。また、ごぼう・ほうれん草・ブロッコリー・きゅうり・なす・トマト・ミニトマト・ピーマン・オクラ・梅は梅雨の影響から朝晩の気温が低温だったため前年を下回った。
(価格動向)総体的に曇天、降雨のため売れ行きが悪く、価格は前年の95%(kg単価194円)と安値になった。全般的に入荷量の減少のため単価安となり苦しい販売となった。
従って、売上高は前年に比べ88%と前年を下回る販売で終了した。

果実

(入荷及び産地状況)春先の天候不順により瓜類は不作傾向だった。スイカは、前年入荷減だったにもかかわらず更に入荷が少なく、前年に比べ77%(入荷量83t)と大きく減少した。メロン類は今年の作柄が100%を割っていたが、今月も集荷努力をしたことにより前年に比べ173%(入荷量26.6t)と大きく伸びた。アールスメロンは販売環境が厳しく前年の70%の入荷となった。さくらんぼは、開花期の天候に恵まれたこともあり豊作傾向で、前年の約1.3倍にあたる7.7tの入荷があった。桃は出荷遅れもあり7割の入荷、ブドウ類はデラウェアが前年を1割上回ったが、巨峰群は梅雨の影響を受け昨年の35%と大きく落ち込んだ。イチゴは切り上がりが早く2割減。りんごは産地在庫が多く127%の入荷だった。輸入品はバナナが前年の94%(入荷量65t)と健闘したが、柑橘類はすべて減少した。アメリカンチェリーも国産が豊作だったことから大きく減少した。
(価格及び消費動向)果物の動きは非常に悪く前年の単価をクリアした品目は桃、巨峰、輸入柑橘、バナナ、デラウェアぐらいだった。スイカ、りんご、さくらんぼ、びわ、メロン類は数量増から昨年を下回る販売となった。
このような状況の中、総体入荷量357tで前年に比べ96%、売上高は前年に比べ94%、kg単価は前年に比べ99%で終了した。

主要品目の市況

きゅうり

主力3県(高知県・鹿児島県・徳島県)の他に山形・奈良県産の販売だった。入荷量は、梅雨の影響から切り上げが早かったため、前年に比べ70%(入荷量75t)となり、前年を大幅に下回った。また、価格は数量減により前年に比べ123%(kg当り281円)と高値販売となった。

トマト

主力3県(徳島県・奈良県・石川県)の他に、熊本県産・市内産の販売だった。入荷は前年に比べ84%(入荷量95t)となり前年を下回った。価格は前年に比べ108%(kg当り225円)とまずまずの販売で終了した。

キャベツ

主力3県(兵庫県・愛知県・茨城県)の販売だった。茨城県産は大震災のため影響を受けたが、入荷は前年に比べ98%(入荷量145t)の入荷だった。価格は前年に比べ78%(kg当り66円)と安値となった。

スイカ

主力3県(愛知県・熊本県・鳥取県)の販売だった。今年も春先の天候不順により不作傾向だった。前半は本格的な梅雨や気温が上がらなかったことから入荷量減の単価安だったため、販売は非常に厳しかった。しかし、後半は天候の回復と共に状況は一変し、作柄の端境とも重なり相場は高騰したため、商品が不足した。しかし、月間累計は入荷量83t(前年比77%)、単価は前年に比べ96%だった。

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