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市況情報

野菜・果実の市況:平成23(2011)年8月  市況情報

野菜

(入荷動向) 8月の主要品目(きゅうり・トマト・キャベツ)は、高冷地及び夏秋産地の最盛期となったが、7月の台風6号の影響で8月上旬にかけて入荷が少なく、入荷は前年に比べ95%(入荷量1,446t)となった。品目別には、大根・洋にんじん・青ねぎ・にら・きゅうり・トマト・じゃが芋・長芋・しょうがは前年を上回った。また、ほうれん草・キャベツ・白ねぎ・なんきん・なす・ピーマン・さつま芋・玉ねぎは前年を下回った。
(価格動向)台風6号の被害から立ち直り夏秋物がピークを迎え集中出荷となり消費が伸びず前年の高値から比べると前年に比べ87%(kg当り186円)と安値で推移した。品目別には、きゅうり・なんきん・なす・トマト・ピーマン・さつま芋は前年を上回った。また、大根・にんじん・キャベツ・ほうれん草・白ねぎ・青ねぎ・にら・レタス・オクラ・長芋・玉ねぎ・生しいたけ・しめじは前年を下回った。
従って、売上高は前年に比べ83%と減額になった。

果実

(入荷及び産地状況)主力となるスイカは東北産地が順調に入荷した結果1割多かった。幸水や20世紀梨も出荷は遅れたものの最終的には前年並みの入荷だった。桃は昨年を1割下回り、巨峰、ピオーネの大粒系、デラウェア等ぶどう類は天候不順のため、不作傾向となり軒並み昨年を2~3割下回った。アールスを含むメロン類は昨年をやや上回り、いちじくは昨年並みだった。その中で22年産のりんごだけ産地在庫が多かった事により昨年のほぼ倍の入荷という大きな伸びを見せた。輸入品はバナナが減少したもののキーウィは昨年をやや上回り、りんご類は国産が伸び悩む中久しぶりに大きな伸びを見せた。
(価格及び消費動向)牛肉問題に端を発した風評被害は青果物にまで及び、福島県産の桃を中心に販売は大きな影響を及ぼした。その為桃は入荷減にもかかわらず2割以上安く、他の品目において昨年を上回ったにはピオーネといちじくだけという状況だった。景気の先行不透明もあり、特に単価の高い物は売行きが悪く、厳しい状況は9月以降も続くと思われる。
このような状況の中、総体入荷量573tで前年に比べ104%、売上高は前年に比べ87%、kg単価は240円で前年に比べ84%で終了した。

主要品目の市況

きゅうり

主力3県の他に山形・長野県産の販売だった。入荷は前年に比べ103%(入荷量122t)と増加した。価格は前年に比べ105%(kg当り189円)と高値販売だった。

トマト

主力3県の他に、茨城・奈良・岐阜県産の販売だった。入荷は前年に比べ106%(入荷量33t)と増加した。価格は前年に比べ101%(kg当り349円)となり前年並みの価格で終了した。

キャベツ

主力3県の他に、茨城・愛知県産の販売だった。加工、業務向けの不振から入荷は前年に比べ83%(入荷量252t)と大幅な減少となった。価格は前年に比べ83%(kg当り68円)と前年の高値から比べると安値で推移した。

スイカ

前半は石川、後半は山形、北海道が中心の入荷だった。7月末より暴落した相場は8月に入っても持ち直す事もなく、盆前後の大玉の需要は若干あったものの、前年の3割近く安い単価で取引された。ただ入荷は1割多く、昨年が高かっただけで今年の単価は平年並みだった。品質は石川の後半に腐敗が出たが山形、北海道は安定していた。

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