野菜・果実の市況:平成23(2011)年9月 市況情報
(入荷動向) 9月の主要品目(キャベツ・きゅうり・トマト・)は、8月下旬から9月上旬の台風12号、9月中旬の台風15号により長雨・曇天による日照不足の影響で当市場の主力産地は被害にあい入荷は前年に比べ82%(入荷量1,238t)と減少した。品目別には、トマト・長芋は前年を上回ったが、その他の品目は前年を大きく下回る結果となった。
(価格動向)夏野菜の夏秋物が一時的に暴騰が見受けられたが、価格的には前年に比べ95%(kg単価229円)となり前年を下回った。品目別には、大根・れんこん・水菜・キャベツ・レタス・きゅうり・なんきん・なす・ピーマン・オクラ・さつま芋などは前年を上回った。他の品目については、にんじん・ほうれん草・白ねぎ・青ねぎ・にら・トマト・じゃが芋・長芋・生しいたけは前年を下回った。上旬は価格安だったが、15日以降特に下旬にかけて数量減により、価格が高騰した。
従って、売上高は前年に比べ77%と厳しい販売結果となった。
(産地及び入荷状況)昨年は猛暑のため入荷が激減したが、今年も昨年程ではないものの暑さは厳しく、相次ぐ台風被害により産地にも大きな影響を及ぼした。極早生みかん、津軽りんごは昨年を1割上回ったものの桃やぶどう類は大きく減少した。メロン類もやや下回った。ただ柿と梨は昨年が極端に少なかったため平年並みに回復し、柿で倍、梨で1.5倍と数量は戻った。輸入品はバナナが半減(TPP加盟国に集中的に出荷されているため)したが、キーウィ・柑橘類は増加した。
(価格及び消費動向)昨年より入荷が多かったものの果実の消費は景気の不安定のため販売苦戦した。国内果実ではぶどう類の一部で前年単価を上回った。それ以外は軒並み単価が前年割れとなった。特に極早生みかんが78%、津軽りんごが73%、20世紀梨が67%、赤梨が76%と主力品目で大きく落ち込んだ。輸入品はバナナが1割高だったが、キーウィ・柑橘類は80%前後と低迷した。生活用品の値上げもあり今後も厳しい販売が続くと思われる。
そのような状況の中、総体入荷量475tで前年に比べ107%、売上高は前年に比べ82%、kg単価は259円で前年に比べ77%で終了した。
主要品目の市況
キャベツ |
主力3県(群馬県・長野県・岡山県)の他に茨城県産の販売だった。日照不足・長雨の影響で入荷は前年に比べ79%(入荷量208t)と大幅に減少した。価格は、前年に比べ101%(kg当り84円)とほぼ前年並みだった。 |
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きゅうり |
主力3県(奈良県・大阪府・山形県)の他に、茨城・石川・岡山県産の販売だった。台風12号、15号により当市場の主力産地である奈良・徳島県は被害にあい、入荷は前年に比べ69%(入荷量60t)と大幅減となった。価格は、前年に比べ125%(kg当り364円)と高値で終了した。 |
トマト |
主力3県(茨城県・徳島県・石川県)の他に、熊本・山形・岐阜県産の販売だった。入荷は前年に比べ132%(入荷量41t)と増加した。価格は、前年に比べ62%(kg当り279円)と大幅安値で終了した。 |
20世紀 |
平年並みの入荷だったが、昨年が不作だったため、入荷量は前年の約150%となった。残暑は厳しかったものの数量増と食味が悪かった事と折からの経済不況も重なり各産地とも販売は終始低迷し、単価は前年に比べ67%と大きく落ち込んだ。 |




















