野菜・果実の市況:平成23(2011)年11月 市況情報
(入荷動向) 11月の主要品目(大根・白菜・キャベツ)は、夏秋物から秋冬物へ切り替わったことと、10月から11月が好天に恵まれ前進化となり、入荷量は前年に比べ103%(入荷量1,608t)と前年を上回った。
品目別には、白菜・キャベツ・大根・なす・玉ねぎなどは前年を上回った。また、ごぼう・れんこん・ほうれん草・青ねぎ・にら・トマト・きゅうり・ピーマン・さつま芋・えのき茸・生しいたけなどは前年を下回った。
(価格動向)総体的に重量物(白菜・キャベツ・大根など)の大幅な安値の影響から野菜全体の単価を下げる要因となった。しかし、ごぼう・れんこん・きゅうり・トマトなどは高値となった。価格は前年に比べ71%(kg当り173円)となった。
従って、売上高は前年に比べ73%と大幅減額となった。
(入荷及び産地状況)みかんは表年であるが早生種になっても大きな伸びはなく、前年に比べ136%(入荷量202t)だった。りんごは、全国的な不作のため主力のふじが2割減となり各品種とも減少した。柿はしぶ柿が前年の1.5倍の入荷だったが、甘柿は2割減少した。あんぽ柿は前年を上回った。いちごは定植後の好天、高温の影響により前年の倍以上の約9tの入荷だった。アールスメロンは微増だった。輸入品は今月もバナナが前年を2割下回ったが、柑橘類はオレンジの150%を筆頭にレモン・グレープフルーツも前年をやや上回った。キーウィは需要の増加から倍増した。
(価格及び消費動向)主力のみかんは、早生種に変わり単価が上がった途端消費が停滞し月末へ向けて下落した。雨の影響を受け食味や品質も良くなかった。りんごは数量減を背景に高値で販売されていたため、数量が伸びなかった。いちごは20日以降一気に入荷が増え単価が暴落し3割安と低迷した。柿やメロン類も前年単価を下回り、りんご以外の国産果実はすべて前年割れの単価だった。輸入品はバナナが前年単価を大きく上回ったが、柑橘類はレモンの半値を筆頭に全面安だった。キーウィは数量が倍増したにもかかわらず1割安と健闘した。
このような状況の中、総体入荷量は534tで前年に比べ102%、売上高は前年に比べ95%、kg単価は223円で前年に比べ93%で終了した。
主要品目の市況
大 根 |
主力3県(青森県・茨城県・兵庫県)の他に山形・石川・岡山・鹿児島県産の販売だった。10月から11月の好天に恵まれ生育は順調だったため、前進化となり入荷は前年に比べ118%(入荷量206t)と増加した。価格は前年に比べ51%(kg当り56円)と近年にない安値で終了した。 |
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白 菜 |
主力3県(茨城県・長野県・岡山県)の他に愛知・福岡県産の販売だった。寒冷地物と秋冬物の入荷は前年に比べ150%(入荷量131t)と大幅に増加した。しかし、価格は前年に比べ43%(kg当り43円)と昨年の半値以下と厳しい販売だった。 |
キャベツ |
主力3県(茨城県・愛知県・岡山県)の他に、兵庫・鹿児島県産の販売だった。入荷は前年に比べ170%(入荷量146t)と大幅増となったが、価格は前年に比べ41%(kg当り62円)と白菜同様厳しい販売だった。 |
みかん |
早生種に変わった当初は相場が上がる兆しを見せたが、消費の低迷と品質(食味)の問題から高値は続かず、特に20日以降は相場が下がり続けた。入荷は前年に比べ136%の202t、単価は前年に比べ83%で153円だった。 |




















