野菜・果実の市況:平成24(2012)年7月 市況情報
(入荷動向)7月は、梅雨が明けたと同時に猛暑続きとなった。入荷量は前年並みの100%(入荷量1,405t)となった。品目別には、大根・白菜・キャベツ・白ねぎ・なす・ミニトマト・さつま芋・長芋・玉ねぎ・みょうがなどは前年を上回ったが、洋にんじん・ほうれん草・にら・レタス・きゅうり・じゃが芋などは前年を下回った。
(価格動向)昨年は台風6号が高知、徳島県に上陸し、特に徳島県は被害を受けて単価高の7月だったが、今年は梅雨明けが遅れ単価安となり、価格は前年に比べ89%(kg単価182円)となった。品目別には、大根・白菜・キャベツ・ほうれん草・青ねぎ・にら・きゅうり・なんきん・なす・ミニトマト・ピーマン・オクラ・枝豆・さつま芋・じゃが芋・みょうがなどは前年より安値となった。また、にんじん・白ねぎ・レタス・じゃが芋・玉ねぎなどは前年より高値となった。
従って、売上高は前年同期に比べ89%と前年を下回る販売で終了した。
(産地及び入荷状況)台風による大雨の被害、また梅雨が長びき入荷、販売両面で大きく影響が出た。スイカは石川県産が前進出荷されたことより2割増、桃も1割増、その他メロン類も入荷は増加した。ぶどう類はデラウェア、巨峰は前年割れ、ピオーネだけは産地が増えたことにより大幅増となった。梨は九州の雨のため2割減少の減少となった。りんごは更に在庫が減少し前年の半分だった。さくらんぼは不作で前年の3割とかつてない数量となった。輸入品はバナナ・柑橘類ともに前年割れとなった。
(価格及び消費動向)冷夏、大雨、梅雨とスイカにとっては最悪の環境となり、消費は悪く単価も3割近く落ち込んだ。桃も雨の影響から食味、棚持ちとも悪く贈答の需要もあったものの2割安となった。ぶどう類、その他メロンも軒並み2~3割安、入荷が極端に少なかったりんご、さくらんぼは単価が大幅に伸び、やや入荷の少なかった梨、温室みかんは1割~2割高だった。輸入品のバナナは入荷減にもかかわらず単価も下回り、天候にあまり左右されない物まで動きは鈍く果実そのものが低迷した月となった。
そのような中、総体入荷量は547tで前年に比べ103%、売上高は前年に比べ86%、kg単価は217円で前年に比べ84%で販売を終了した。
主要品目の市況
キャベツ |
主力3県(群馬県・長野県・岡山県)の他に茨城・兵庫県産の販売だった。高冷地の生育順調により入荷は前年に比べ114%(入荷量219t)だった。価格的には、前年に比べ71%(kg当り63円)と安値になった。 |
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トマト |
主力3県(奈良県・徳島県・石川県)の他に山形県・北海道・和歌山県・兵庫県・高知県産の販売だった。無加温タイプの終了から高冷地への切替え時期となり、入荷は前年に比べ100%(入荷量59t)だった。価格的には前年に比べ99%(kg当り263円)となり前年並みの価格となった。 |
きゅうり |
主力3県(徳島県・奈良県・岡山県)の他に、山形県・兵庫県・鹿児島県・長野県産の販売だった。入荷量は前年に比べ91%(入荷量104t)となり前年を |
スイカ |
石川県・愛知県産の販売だった。7月中旬頃まで続いた梅雨の影響で、気温も上がらずスイカの動きは極端に鈍かった。数量も311.5tと昨年を2割以上上回り、単価は前年の72%、kg当り116円と大きく落ち込んだ。内容も産地によって差があった。 |




















