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市況情報

野菜・果実の市況:平成24(2012)年8月  市況情報

野菜

(入荷動向)8月は、猛暑及び節電の影響とオリンピックもあり消費は鈍ったが、高冷地及び夏秋産地は順調な出回りとなり、入荷は前年に比べ100%(入荷量1,439t)と前年並みだった。品目別には、大根・こねぎ・にら・レタス・きゅうり・ピーマン・オクラ・さつま芋などは前年を下回った。また、れんこん・白菜・キャベツ・白ねぎ・ナス・トマト・長芋・玉ねぎ・生しいたけなどは前年を上回った。
(価格動向)昨年は台風6号の被害と高冷地の不作もあり単価高だったが、今年は被害もなく生育順調から昨年に比べ88%(kg当り163円)と安値で推移した。品目別には、大根・白菜・キャベツ・にら・長芋・こねぎなどは前年を上回った。また、洋にんじん・れんこん・白ねぎ・青ねぎ・レタス・きゅうり・なんきん・ナス・トマト・ピーマン・オクラ・さつま芋・しょうがなどは前年を下回った。
従って、売上高は前年同期に比べ87%と減額で終了した。

果実

(入荷及び産地状況)ぶどう類はシャインマスカットを筆頭に新品種が増えたこともあり入荷は前年を上回った。しかしそれ以外はスイカが東北産が少なく3割減、アールスメロンは前年並みだったがその他メロンはスイカと同様の理由で半減、ハウスみかんも気温が高すぎて着色が進まず半減、桃も和歌山、山梨が前進出荷されたため3割減、梨は豊水などの赤梨は前年並みだったが、20世紀など青梨は生産の遅れから大きく減少した。りんごは限られた在庫のため前年に比べ42%とかつてない数量だった。県内産のいちじくは前年並みを確保した。輸入品はバナナが1割減、柑橘類は各産地不作傾向の中、3~4割減と大きく落ち込んだ。
(価格及び消費傾向)昨年は震災後の風評被害もあり極端に安かった品目はあったが、本年はすべての国産果実が昨年の単価を上回った。ぶどう類も入荷が多かったものの新品種が単価を引張り、スイカにおいても数量が少なかった上に残暑が厳しかった事も要因となった。他の果物はりんごの半作を筆頭に数量が少なかった事から高単価につながった。輸入品はバナナが猛暑のため消費が伸びず単価安、柑橘類は数量減により単価高で推移した。しかし依然消費者の安値志向は根強く、数量次第ではすぐに厳しい販売へと転ずる事が予想される。
そのような状況の中、総体入荷量は419tで前年に比べ73%、売上高は前年に比べ95%、kg単価は311円で前年に比べ130%で販売を終了した。

主要品目の市況

きゅうり

主力3県(奈良県・徳島県・岡山県)の他に山形・長野県産の販売だった。高温障害の影響で入荷は前年に比べ72%(入荷量89t)と減少した。価格的には、前年に比べ91%(kg当り172円)と安値になった。

トマト

主力3県(徳島県・茨城県・岡山県)の他に岐阜・北海道・奈良県産の販売だった。入荷量は前年に比べ133%(入荷量44t)と大幅増だった。価格的には前年に比べ75%(kg当り262円)と安値だった。

キャベツ

主力3県(群馬県・長野県・岡山県)の販売だった。入荷量は前年に比べ108%(入荷量273t)と増加した。価格的には、前年に比べ109%(kg当り74円)と高値販売だった。

スイカ

石川県・北海道・山形県の販売だった。石川県が前進出荷された事、また東北、北海道が小玉傾向だったため入荷量は減少した。中旬以降残暑の厳しさもあり、後半は堅調な販売だった。石川県は雨の影響もあり、一部腐敗果が出たが東北以北は天気が良く内容食味ともに安定していた。

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